こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

日本の政治は子育て世代にもきびしいよ!

2012年12月06日 | 政治について
今日から一般質問が始まりました。紅葉の大学通り

私の出番は、10日の朝イチで10時からです。

2年目だから少しは慣れてもと思うけど、毎回終わるまでは落ち着きません。

取り上げたいことがいっぱいありすぎて、いつも1時間で収まらなくなりそうに!

欲張りなのかな~サビ三毛ピッチ

今回は、子育て世代に焦点を当てて組み立てました。

というのも、超高齢社会に日本はなっていて、今、既婚率もとても低くなっているし、このままいくと、子どもたちの声が響かない社会になってしまうのでは!

との危機感。

国勢調査によると、生涯未婚率(50歳時の未婚率)は上昇を続けており、2010年には、男性で20.1%、女性でも10.6%に達しているそうです。

男性の5人に一人、女性の10人に一人は未婚者なんだ!

という私も今はシングルだけど、「一度は結婚できたんだからいいじゃん。3人もこどもいて!幸せなほうだよ!」友達から言われちゃった。

今年は、出生率が6年ぶりに低下して、特に合計特殊出生率(女性が一生に産む子どもの数)が国立市は低いほうから3番目で1.09だそうです。(日経新聞より)

子どもが減っているのは、もちろん子どもはいらないという人もいるだろうけど、ほしくても無理ということも。

派遣労働法ができて、所得が増えない、リストラ、リストラされずとも、労働強化で、恋を育てる暇もないくらい精神も疲れてしまうのでは!とか、いろいろと分析できますよね

内閣府の調査では、20代・30代の方の平均所得が、10年前から約100万円づつ減って、200万円と300万円代になっているそうです。

そして、結婚してたくさんの子どもをと思っても、これだけ教育にお金のかかる国では、大変すぎるし…

その上、年少扶養控除が廃止されて、子どもが多いほど、税金負担がこれまでより増えてしまっている。児童手当でなんとか負担が増えないのは所得400万円代まで。あとは、これまでより負担が増えてしまいます。ということは、ある程度の所得の人の負担も重くなっているということ。

ヨーロッパの国々は大学まで教育費はほぼ無料(たとえば、フランスでは1年間に必要なのは、保険料が1万円くらいだそうです)で、医療費はもちろん無料。パリのセーヌ川沿いの道で

そして、ベルギーとか子供がいれば養育費も国から出る。お金がないとこどもを育てられないという観念そのものが不思議がられます。

う~ん、国の施策があまりにも同じ資本主義国でも違いすぎ。お金が一部の財界・企業・富裕層に溜りすぎだよね。

せめて、国立市でできることはと考えて、子育て世代にとって住みよいまちづくり、施策をという視点から今回質問します。

あ~長くなったので、質問項目は明日かきますね。


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2 コメント

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少子化対策を! (M)
2012-12-06 13:49:44
久々に登場。そうだな、「地方自治は民主主義の学校」なんだから、国立市から少子化対策のモデルを作ってゆくのはありだな。しかし、中央集権で国税は税全体の57.4%(2012年度当初予算)、地方税42.6%なんだから、国がもっとしっかり長期プランを立ててくれないとだめだよなぁ。国際人権規約A規約の「大学教育の無償化」も、いまだ留保なんて、ほんと恥ずかしい。本気で少子化対策やる気はあるのかねぇ。これ以上少子化したら、税収も減り、もっと社会全体が困るのに。まあ、国家を前提とした話だけど。
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コメントありがとうございます (miyako owari)
2012-12-06 23:35:56
大学までの授業料無償化は、OECD加盟国の半分以上の国で行われています。大学教育の無償化を批准していないのは、日本とマダガスカルだけ。そして、日本は世界1、大学の学費が高い!私の娘も奨学金を借りて、自力で大学を出たけど、今、少ない給料から月に2万円以上の奨学金の返済をしtら、貯金もできないほど生活が厳しいと言っています。
大学を出た時点で、多大な借金を抱えなければんらない日本の教育予算の貧困に、少子化が拍車をかけているのは明白ですよね。
国の問題が大きいから地方でできることは限りあるから、歯がゆいけど、できる限りがんばります!
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