こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

しょうがいしゃのグループホーム

2013年05月09日 | 日々のつぶやき
今日の午前中は、しょうがいを持つ末娘の病院にお薬をもらいに行ってきました。

連休後か駐車場は満杯に近く、待合室も人であふれていました。難治性のてんかんを併せ持つ娘は、ずっと薬を離せません。

でも、とても元気に育ってくれて、先日19歳でグループホームに入所できましたこれが、国立市内にできたグループホームです。これから娘はグループホームで生活して、昼間は作業所に行き、週末に家に戻ります。それでも週末の土日に仕事が入ることが多く、夜だけしか一緒にいられないことが多くなりそうです。

国立に住んで以来、娘がずっとお世話になってきたNPO法人の「くじらくも」

社会福祉法人となって、初めて建設したグループホームです。これまでも、NPO法人の時から、重度の方も入居できるグループホームを3棟つくってきているくじらくも。重度の方も入所できるホームは全国でも珍しい取り組みだそうです。入所式での一コマ市長さんもご挨拶を。

突然、両親が亡くなった方や一人親の方、介護が大変になっている方など、親が亡き後も地域で生活できるようにということで、グループホームの存在は大きいです

今の自立支援法をひきつぐ総合福祉法では、グループホームを建設し、維持していくのは本当に大変なことで、寄付などが集まらないとできない仕組みです。

一人の部屋は6畳ほどで、一つのユニットが6人で共同のトイレとお風呂と台所と居間があるつくりです。しょうがい者であっても本来ならば、個室にトイレや洗面があるべきでしょうが、今の法律のもとでは、金額的にもこのような設計が手一杯というか、基準がそうなっています。建設についての補助は土地の取得に補助はつかず、建物6人のユニットに約2100万円ということで、誰でもができることではありません。事業展開としても介護者の賃金保障の補助も少ないため、事業展開も困難なので、なかなかしょうがい者のグループホームに着手できないのが、実情です
東京都も重点項目としていますが、一方で補助は増やさないため、実際にグループホームは増えない状況です。

そんななか、娘はグループホームに入居できて、本当に感謝です。これで私になにかあっても大丈夫と思えるだけでありがたい入所式でヘルパーさんに助けられながら自己紹介する娘です。


病院の駐車場にさいていた花。草花が咲く場所があるとホッとしますね。病院は結局お昼までかかりました。

午後からは、ごみ問題審議会の答申に対する申し入れをしました

ごみ問題審議会で出された家庭ごみの有料化についての答申が出されましたが、その内容が審議会での賛否両論があったことが示されていないので、きちんと意見を反映するように申し入れました。昨年12月の一般質問で、ごみの2割削減というしの目標を達成したら、その効果額が6000万円から7000万円という市の試算を引出ました。これは、有料化して生み出す5900万円という試算より多いことを明らかになっています。

お隣の立川市では、有料化して、市の清掃費用負担が8億5千万円も増加しています。府中市でも、有料化して不法投棄が増えて、その対策に出費がかかるとききました。

ごみ処理費用を削減するのが行政の役割です。安易に有料化して、かえって、出費が増えるやり方をすべきではありません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5月7日(火)のつぶやき | トップ | 5月9日(木)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々のつぶやき」カテゴリの最新記事