こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

ドイツ国際平和村

2012年03月19日 | 福祉関係
今日は、建設環境委員会でした。国立駅のロータリーの中にある円形公園に鳥が!谷保の水辺からきたのかな~

カメラをもちあわせてなく、携帯で撮った写真なのでちょっと見づらいですが。

国立駅の円形公園とロータリー、このままで守っていきたい・・・

「UR賃貸住宅を公共住宅として存続させることを求める陳情」が出され、自民党・公明党は趣旨採択(国立の場合は趣旨採択は反対の意味です)新しい風は民営化すべきだと不採択、共産党・生活者ネット・みどりの未来は採択で、結果、不採択となってしまいました。

日本は、ヨーロッパなどと比べ、公共住宅も遅れているのに、民営化を進めることで行きつく先はさらなる格差社会と貧困の拡大、そしてそれは、日本全体の経済の悪化につながると思います。公共住宅の割合は日本6%に比べイギリス22%、フランス18%、ドイツ15%オランダ36%p

パリのまちかど

今日は、夜、くにたち9条の会の茶話会へ。
お話しは、『通販生活』ドイツ平和村担当者の倉垣千秋さん

ドイツ平和国際村は、1967年7月6日、ドイツ市民の手によって紛争地域や危機に瀕した地域の子どもたちを助けるために設立されました。紛争や貧困の犠牲となったこの子どもたちの治療をヨーロッパで行うことからはじまりました。そして、子どもたちが母国で治療できるようになることを目指し、今では多くのプロジェクトが危機的な状況にある様々な国で行われているそうです。
アフガニスタン、アンゴラなど、地雷や紛争で傷ついた子どもたちを現地のボランティアを通して集め、年に2回飛行機でドイツの国際平和村に連れてきて、そこで治療を行い治癒したらまた、自国に戻っていけるようにしている活動が中心になっています。この活動を『通販生活』という雑誌に書いてきた倉垣さんが、写真を交えてのお話しを伺いました。

ドイツでは、だれもがボランティアをするのが当たり前という国だそうで、飛行場について子どもたちを運ぶ救急車の人もボランティアの方、そして、平和村にくる食材の半分は市民や企業からの寄付だそうです。

キリスト教に基づく『隣人愛』の精神とあとひとつは、第2次世界大戦に対するナチスのとってきた贖罪意識がとても強く、戦争で傷ついた人を助けたいという精神が大きいそうです。



ナチスの強制収容所には、若者たちが訪れているそうです。それは、小・中学校時代から徹底的に歴史教育をしているので、高校生になると平和に対する意識がしっかりと育っているからとお話しされていました。

侵略戦争の歴史をなるべく教えないようにしている日本の歴史教育を勧めている日本のこれまでの歴代政権や政府とは全く逆です。

ドイツは中心駅の近くでも強制収容所の看板があるそうです。日本なら、これが日本軍の行った虐殺というような看板を出すことさえしないでしょう。

ドイツは人々も企業も助け合いの精神が大きいようです。

キリスト教の精神もそうでしょうが、人々が、基本的生活が安心してできているから、お互い助け合う気持ちになるのではと思いました。

というのは、ドイツも大学まで教育費は無料、医療費も無料。これだけでも同じ資本主義国で日本人の生活感覚たは全然違います。

今の日本、教育にお金がかかりすぎて、子育ても大変です。病気になると高い保険料を払っているのに、病院のお金もばかになりません。

そう考えると、たどりつくのが、今の日本の政府の税金の徴収の不公平さとその配分の偏りです。

この点については、明日に続きを書きます。






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