こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

改訂される介護保険料 所得に対する割合が、所得100万円の人は所得1000万円の人の4倍もの負担率

2018年03月24日 | 日々のつぶやき
暖かくなって、土曜にの早朝配達が、かなり楽になってきました。大学通の桜が咲き始めてたのに、カメラを忘れて残念。

大学通を散歩したいという欲求をがまんして、今日は終日、家で月曜日の最終本会議での討論作成家のハイビスカスを眺めて時々お茶しながら、何とか準備が進みました。

今回、介護保険の改訂で、保険料がまた上がります。2000年に介護の社会化として制度が始まった時は基準月額3000円だったのが、
今回は、その2倍以上の月額6000円台となります
。(ちなみに基準月額とは標準的な階層ととして市民税課税世帯、本人非課税で課税年金収入と合計所得金額が80万円以上125万円未満の方です)

今回の改訂では、すべての所得階層の方の値上げとなります。

たとえば、今回の改訂で、

所得100万円の方の保険税が72300円で所得の7.2%

所得1000万円の方の保険税は18万700円で所得の1.8%


所得に対する負担率は、所得100万円の方は1000万円の4倍もの負担率となっています。

低所得層ほど重い負担率

これは応能負担という幅を大きく超えすぎたものではないでしょうか。

実際の負担率をもっと公平にするべきではないでしょうか。

今、保険料はとられても 利用料まで払えないからいざとなっても利用できないという人が私の周りにもいます

すべての人の介護を担う社会保障のはずが、高齢者の低所得者、つまり年金生活者の負担増になっていった介護保険の仕組み自体も問題です。

国が25%、都が25%で、あとは国民の保険料という仕組みですが、高齢者や低所得者が増える中で、もっと国が私たちのおさめた税金を回すべきです。

誰もが年を重ねていくんです。高齢者の問題は若い人にとっても未来の課題です。

消費税は福祉に使うと言いながら、増税分の8割は国の借金の返済で、福祉に回した分は2割ということです。

さらに、消費税を上げた分、大企業の法人税を下げたことが結局は、その穴埋めになって消費税分の増収になっていないのも大きな原因。

結局、元をただせば、国の税金の集め方、使い方の問題に行き着きます。

又、介護者不足という現実の中、事業所や介護者の給付を上げると保険料に跳ね返るという制度そのものも社会保障として成り立たなくなっています。

ちなみに福祉保険委員会の質疑を聞いて、国立の介護保険対象者、所得80万円以下の方が3019名(うち介護認定者1046名)

所得1000万円以上の方はわかりませんでしたが、資料をみると、介護認定者は51名いました。今回、高額所得の階層が1200万円台、1400万円以上と増やされました。
国立って、お金持ちの高齢者も結構多いんだな…でも一番多い層は所得80万円以下層だから、格差拡大という事だと思う。

福祉保険委員ではないので、1000万円以上の方が何人いるのか聞けなかったので、今度調べてみます。











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3月23日(金)のつぶやき

2018年03月24日 | 日々のつぶやき
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