こんにちは、尾張美也子です!

暮らしの中で感じたことを気ままに綴っていきます。

最終本会議が終わりました。

2011年06月30日 | 議会
6月28日に最終本会議でした。

夕暮れの国立の空

補正予算案に対して、社民党と日本共産党とで補正予算案を出しました。
提案説明は高原議員。私は、討論をしました。ポイントは都市計画道路の延伸のために借金を増やしてまで組む予算案と住民基本台帳ネットワークに関わる予算を削除するということです。

今、国立市の財政は借金が138億円(自民党時代に大型開発を進めすぎたつけらしい)もあり、どこも、経費節約、予算も抑えてとなっているのに、道路と住民基本ネットワークだけが聖域になっているというのは、正すべきという意見です。

あと、住民基本台帳ネットワークの予算だけをはずすという修正案もほかの野党からだされました。

数の力で、修正案はどちらも否決され、本案が可決されました。

詳しくは、こんどHPにも出しますね。


また、学校等の校舎・校庭等の放射能の暫定基準値20ミリシーベルト撤回と子どもの被爆を最小限にする思索を国に求める意見提出書に関する陳情は全会一致で採択されました。そして、市に20ミリシーベルトを撤回するように市議会で意見書を採択しました。

ところが、子どもの被曝を最小限にする施策を早急に行う事を求める陳情・市内の子どもに関する施設周辺の放射線量の定期的測定等に関する陳情は、自民党・明政会・公明党は趣旨採択(△)で、残りの会派は採択し、多数によって採択されました。

原発がないと、日本のエネルギーは大変なことになると、採択に応じなかった保守系自民の声。

確かに、原子力発電所は、本当は安全性は確立されないまま、日本中に54基、それもほとんどが活断層の上や近く。
それでも5月に稼動していたんは17基だけ。使用(生産ではない)した電力の10パーセントちょっとが原発からのエネルギーだそうです。
それくらいだったら、自然エネルギーに転換することも実際に可能なはず。現に、福島の原発事故のあと、ドイツ・イタリア・スイスなど、すでに原発からの撤退と自然エネルギーへの転換を決めました。本来、広島・長崎・そしてビキニの近くにいた第五福竜丸など、3度も被曝したうえ、あまりにも高い基準値のために、内部被曝の心配が大きくなっています。被曝の怖さを体験した日本として、せめて、基準値をもどし、これに基づき、政府が責任をもってこどもたちを避難させるために力を注ぐべきでしょう。

日本の自然エネルギー(水力・風力・地熱など)を本格的に開発すれば、現在の原発の約40倍以上ものエネルギーを開発できるということが載っていました。


これらの測定に関しての質問は、私以外?若手の新人議員が中心に日ごろ感じていること、地域のみなさまの声を聞いて少しでもよい方向へという願いがこめて質問・討論を行っていました。通じるものがあります。
 
最終本会議では、修正案の討論と、陳情の討論をしました。

もっともっとしっかり勉強しなくくては!

本会議の様子は国立市役所のHPのインターネットの欄でみることができます。




明日は(といっても今日になってしまった)久々のお休みをいただき、自然の中へいくつもりです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする