宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

『口内炎』で悩んでいる方へ

2008年08月18日 | 歯のお話
 口内炎は、多くの方が経験されておられる厄介なものです。これがお口の粘膜や
舌や唇にできると、痛くて食事や会話がしずらくなります。実はまだはっきりとした原因がわかっていません。しかし、引き金となるいくつかの原因はわかってきましたので、ここで取り上げてみたいと思います。
 1、口の中の傷や刺激
  日頃、思わず唇やほっぺたあるいは舌を咬んでしまった経験のある方が多いの
  では・・・ 鋭い形の食べ物も口の中や歯肉を傷つけます。適合の悪い被せや詰め物、入れ歯、あるいは歯肉に擦れる矯正装置もその原因になります。
  また、最近では誤った歯みがきも同様の結果をもたらします。とくに電動ハブラシ
  をお使いの方は、正しい使い方をもう一度ご確認してください。これらによりお口
  の粘膜を痛め、そこに口内炎ができることがあるのです。
 2、栄養の欠乏
  鉄分や葉酸などのビタミンB郡などの不足により発生することが、わかってきました。口内炎がよくできる方は食事のバランスをとって、鉄分やビタミンBなど
を補ってみてはどうでしょうか?
 3、食べ物の刺激
  ある特定の食べ物を口にした時に、口内炎になる方がいらっしゃいます。一種
のアレルギー反応のようなものと考えられます。どんな食品に反応するのかは、
具体的に解明されていませんので、これからの研究課題だと思われます。
 4、ストレス
 ストレスは体に色々な影響を与えます。心労や疲れなどから身体の免疫システムに何らかの作用をおこして、口内炎ができやすくなることが言われています。
日々の生活の中でストレスと上手につきあう方法を、探していかれては・・・
 5、かみ合わせによる歯茎の打撲
 歯茎が噛む力で打撲するために、赤くなったり、腫れたりする方もおられます
 
 通常、長くても1週間ぐらいで口内炎は自然に消えてなくなるケースがほとんど
ですが、薬をつけても治りづらかったりした場合、最近5のケースが増えてきました。一度、かかりつけの先生に診てもらうことをオススメします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『笑顔』と『言葉』で自分の... | トップ | お子さんの歯の生えかわりが... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

歯のお話」カテゴリの最新記事