宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

沼島(南淡路市)で鱧(はも)料理をいただきました

2015年08月02日 | 気まぐれ日記
 先日、以前から母の念願だった沼島(淡路島の南に位置する島)を訪ねる事が、出来た。
一番の目的は、あの高級魚でよく知られている地元でとれた新鮮な鱧料理を味わうことだった。
ネットで調べてみたら、元祖(鱧すき)で有名な料理旅館でお昼のコースの予約をとることが出来た。
今この暑い夏の関西の代表として、有名な魚ではあるけれど、白身であっさりとした味わいは好みが別れるところだ。
魚好きな自分も、その魚の良さが分かるには時間がかかった。
今回は、初めての沼島を訪ねてみて、いろいろな発見があって面白かった。
車で淡路島の土生港まで行き、駐車車で車を止めて、そこからは連絡船に乗って島に渡った。
平日にもかかわらず、大勢の観光客で港のターミナルビルは賑わっていたのには驚いた。
約10分程の乗船時間だったけれど、晴天で空気が澄んでいたおかげで、とてもいい景色を楽しめた。
港では、既に料理旅館の方が車で迎えにきてくれていたので、暑い日差しの中を歩いて移動することもなく、すぐに到着した。
すぐに部屋を案内してもらったら、鱧料理のフルコースとなった。
地元ではよく知られている鱧すきは、鍋で薄口の出汁で鱧を地元特産のたまねきや他の野菜といっしょに煮ていただくのだが、
これがすこぶる美味しい。玉ねぎ本来の野菜の甘みが、鱧によってより引き出されているように感じた。鱧自体も、こんなに脂ののった魚である事に正直驚かされた。
改めてこの魚の魅力を発見出来たところが、嬉しかった。
母も喜んでくれたことが、幸いだ。
仲井さんから教えてもらったところ、この沼島近海は徳島からの川の恵みと和歌山からの潮の流れを受けて。
鱧の生育にとても適したところらしい。
またそこの旅館では、淡路島の美原地域のある農家さんから特別に栽培された玉ねぎを仕入れて出しているそうだ。
島を後にする際、もし再び訪ねるチャンスがあれば、この島の他にどんな魅力があるのか、見つけてみたい気がした。