宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

お母さん、お子さんのお口がポカンと開いていませんか?

2012年07月19日 | 歯のお話
 お子さんのお口がいつもポカンと開いていることに気付いたら、その原因は
なぜなのか?一緒に考えてみましょう。
1.アレルギー性鼻炎や風邪などにで鼻での呼吸が出来ないことが、習慣に
  なってしまった場合。
              
2.上下のアゴの成長・発育のバランスがうまくとれてない場合や
  長く続いた指しゃぶりによる歯並びやかみ合わせの不正が原因で
  口を閉じにくくかったり、唇を閉じる筋肉の力が弱くて、お口を
  閉じつづけることが苦手になってしまう場合。
 
3.上の前歯が出ているために、口がうまく閉じることが出来ないために
  お口をポカンと開けてしまう場合。

 お口をしっかりと閉じることがなぜ大切なのかと言うと、お口での呼吸
 を続けていると、口のなかだけでなく喉の奥まで粘膜が乾燥します。
 そうすると、いろいろなウイルスや細菌によって気道が感染しやすくなり
 しょっちゅう咳き込んでしまいます。
 風邪でもないのに咳がよく出てくるお子さんは気を付けてください。
 

レントゲン写真がデジタル化しました

2012年07月12日 | 歯のお話
 ようやく今日から当院でのレントゲン写真の撮影がデジタル化されました。
6年前から計画していたのですが、いろいろな事情があって実現できなかったのです。
まず、患者さんへのメリットとして
 1、撮影の時に必要な放射線量が、かなり軽減されたこと。
   6分の1からさらに4割もカットされました。
 2、撮影の時間が短くなったこと。
   特に小さなお子さんの場合、撮影時間を出来るだけ短くしてあげることが
   可能となりました。(従来の半分に短縮されて、5秒)
   
 3、撮影のあと、デジタル化された映像がすぐにご覧になれます。
   
 4、画質がより鮮明になり、歯の輪郭線等がわかりやすくなりました。

 医院にとっても、現像後に出る廃液の処理等などいろいろな経費がかさんでしまって
 いたことも、大きな問題でした。

 これからもデジタル化によってより正確に診査・診断がスムーズに出来るように
 努めていきたいと思います。
 
 改めて、今日この日を向かえることができて、お世話になった関係者の方々に
 は 感謝の気持ちを伝えたいです。



 
 

目薬

2012年07月02日 | 気まぐれ日記
 人にはそれぞれ一日の始まりに行なう行為(儀式?)が、あると思う。
これが終わると、これから「さあ、今日が始まるぞ」というようなものだ。
毎日、仕事のある日の朝に欠かさず続けていることがある。
それは「目薬」だ。
もとは学生時代に通学途中で単行本を電車内で読み漁ったせいで、近眼となり
メガネをかけだした。
お陰で仕事中は、目に飛び込んでくる金属のかけらなどから眼球を守ってくれたのは助かった。
40代の中ごろから、老眼が始まった。仕事柄、パソコンをよく使うようになってから乱視も混じってきた。そんなにひどく文字がかすんで見えたりしていなかったように思えたのだが、やはりじんわりと進行していたらしい。
メガネのレンズを交換すると、なるほど以前と比べてても目の疲れぐあいが
違っていた。毎日かかさず目薬を仕事中に使っていても、視力が弱っていることに気付かされた。
ホントに姿勢までも悪くなるので、肩に余計な力が入ってしまうことも…
それでも毎日目薬だけは、続けている。
なぜだか、わからないが、目薬を点している時が特に落ち着く瞬間なのだ。
他の薬ではこのような気分に浸ることがほぼ皆無なのに。
点した後さわやかな気分になれるわけでもないのに、不思議な感覚だ。
目薬を最初に開発した人に、感謝したい。