宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

破草鞋(はそうあい)

2019年01月31日 | 気まぐれ日記

 修行僧が履き古してボロボロになった藁草履のことを指す言葉だ。

このことから、先のことをあれこれと考えずに目の前の今やるべき事に全力で取り組むことの

大切さを教えてくれている。

学生の頃は、自分の将来のことについて色々な情報に惑わされて、つい自分自身を見失いがちに陥ってしまいがちな

こともあった。

そして、社会人になっても、毎日のただ単純そうに見える生活の繰り返しの中で、様々な出来事に対して

どのようにして問題を解決していけばよいかという場面に遭遇することがあった。

そのような状況の中で、今思い出すのはやはり自分についての勉強がこの時に

一番出来て、あとで喜びに繋がっていったことだった。

一生懸命やっている人間に一生懸命やっている人間が、心を動かされることがあるということを

その時まであまり信じられなかったのだが、ある恩師の方との出会いによって、

自分の新たな可能性が広がっていくのを感じたこともあった。

これからも自分の中にある可能性を信じて、精一杯思う存分なすべきことをなしていきたい。

 

 

 

 

 


2019年の始まりに思うこと

2019年01月01日 | 気まぐれ日記

 平成最後の年となる2019年が、始まった。

年齢を重ねるごとに、時間の経つ早さに驚きながら、自分自身の未熟さに改めて

向き合っていかねばならないことに自覚させられる。

そんな折、偶然にも書店で見つけたある単行本に掲載されていた歌に目が止まった。

それは昨年大河ドラマにもなっていた西郷隆盛の有名な歌だった。

「雪に耐えて梅花麗し」

冬の厳しい寒さを耐え、乗り越えることが出来れば、春になって可憐な美しい花を

咲かすことが出来るというような意味であるとの解説だった。

本当に大切なことは、自分の日常生活の外ではなくて、なにげない当たり前の生活の中に

見つけることが出来るということに気づかされた。

つまり、朝起きる、そして働くといこと、、寝るということ、日々行っている

事そのものが尊く、幸せを感じさせることを教えてくれて、嬉しかった。