宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

インプラント矯正(MIA矯正)について

2007年09月30日 | 歯のお話
 インプラント矯正は、患者様の協力を必要とする装置(ヘッドギアなど)を使わないで、歯の移動をおこなう治療方法です。また、治療期間も従来の方法と比べて短縮
されます。抜歯をしないですむケースも多くなるなど、より自然で美しい歯並びを得る
ことも可能となりました。歯科治療で用いられている従来のインプラントとの大きな
違いは、まず目的の場所に歯を移動した後は撤去します。大きさも直径1.2~1.4ミリ、長さ4~12ミリの細いインプラントですので、治療中の違和感や不快感も
少ないのです。また、局所麻酔下にて治療を行いますので、手術は痛みを伴わずに
短時間で終わります。部分的な歯並びの治療にも有効な方法として、注目されています。


(クリックで拡大します)

稲刈り

2007年09月24日 | 気まぐれ日記
 今日、弟夫婦の誘いで稲刈りの初体験をさせてもらった。息子たちも同伴で、いい汗を流した。天候にも恵まれて、とてもいい経験になった。場所は南大阪の貝塚市の山間にある”ほ”の字の里、かって廃校となった小学校を改装して、天然温泉や宿泊施設をそなえた自然体験のできる施設だ。遠方からの来場者も大勢いらっしゃるみたいで、今日は大勢の子どもたちも集まって結構にぎやかだった。関係者の方の話によると、今年のお米の出来は良くて、豊作との事。2週間後に届くお米の味が
楽しみだ。とにかく、今日は自然のなかで、いい思い出となった。




私のアルバイト歴について

2007年09月17日 | 気まぐれ日記
 先日私の長男(高2)が、アルバイトの面接に行った。パソコンが好きで、自分で
パーツを買って、組み立ててしまうぐらいなので、そちらの関係先に問い合わせて
面接まで受けてきた。まだ採用通知を受け取っていないので働けるかどうか未定
だが、本人はやる気まんまんというところだ。そんなおり自分が、かって経験した
アルバイトについて話すこととなった。高校生の時は受験でアルバイトが出来なかった
が、大学生になってからアルバイトを探すようになった。小遣い稼ぎというよりは、
むしろ社会勉強のつもりで始めたバイトだったが、今となってはいい経験をさせて
もらったと感謝している。春休みや夏休みの比較的長期のアルバイト先としては、電気屋さんや工場の工員さんの手伝いそして高校受験のための中学生
に英語と理科の家庭教師のアルバイトもやってみた。どれも初めての経験で
なかなか慣れず、よく社員さんや店長から怒られたりしたが、本当によい思い出
になっている。自分のような人間でも役に立てるのか、自分を試す絶好のチャンスと思って無我夢中でやっていた記憶がある。一番嬉しかった思い出としては、
ドジばっかりして、よく社員の方や店長に迷惑をかけっぱなしだった自分に、店長
が『また、このつぎ来年もここで働いてくれるか』と別れ際に声を
掛けてくた事だった。息子もバイト先が見つかり、いい経験をさせてもらえる
チャンスになればなあと思う。



『モノよりコト』の意外な発見

2007年09月13日 | 気まぐれ日記
 今年の3月から当院に来院してくださった患者さんの写真(子どもたち)を撮影
させてもらっている。当初院内で掲示するスペースがうまく確保出来なかったので、
あまりいろいろな方に注目されていなかったが、最近掲示用のボードを備えてから
結構よく観ていただいている。とても嬉しく感じている。写真だけでは面白くないので
コメントも添えるようにしているのだが、結構これが難しい。本人だけでなく家族の
方々にも印象に残るような文章を考えるのには、当初悩んだ。しかし、今では
私の変わりに優秀なスタッフがいいコメントを考えてくれているので、随分助けて
もらっている。写真も同じスタッフが撮影してくれているのだが、子どもたちのいい
表情の写真が撮れるように、できるだけ緊張感を取り除いてくれて、有り難く思っている。
写真それ自体一つのモノに過ぎないかもしれないが、当院でその日その時間に
写真を撮らしてもらった出来事は、二度と戻れない記憶の中に留まる。つまり
ただ歯の治療をしただけでなく、いっしょに時間を共有した喜びを写真をとうして
感じてもらえば、わたしは幸せだ。

私の夏ばて解消法

2007年09月09日 | 気まぐれ日記
先日、長いお付き合いをさせて頂いている患者さんとの会話のなかで、「○○さん、
大変暑い日々が続きますが、夏ばてを解消するいい方法を続けていますか?」と
いう質問をしてみた。彼は50歳代で、工務店を経営されて毎日仕事に追われている生活を続けている方だが、特別に何もしておられないとの返事だった。やはり
若い頃からずっと現場一筋で働いてこられて、夏ばての経験がないらしい。
うらやましい話だが、今はドライブが趣味で、一人でワインデイングロードを駆け抜けて
車を操るのが楽しみだとの事。仕事でのストレス発散にいいと嬉しそうに話して
くれた。確かにドライブは他に何も考える事無く、集中できるところが魅力だと思う。
今の自分にとっての楽しみはこの『ブログを書くこと』となっている。去年から時々
こうして書き始めたわけだが、最初は何を書こうかばかり考えすぎてしまい、大切
なことを見落としてしまっていた。つまり、今こうして書いていること自体、とても
有意義なことであり、こういう機会に恵まれた事も貴重な体験だと思うようになったことだ。ブログを書くことによって、自分という人間をもう一度再発見してみたい
という願望がある。どこまで続くのか自分には解らないが、精一杯楽しんでみたい。これが今のところ夏ばて解消法となっている。

「国際人」と英語

2007年09月06日 | 気まぐれ日記
 もう30年ほど前の大学生の時代の話で恐縮だが、当時から「なぜ、英語や英会話が必要か?」という議論はよく友人どうしでやっていた。ある同級生が「国際人に
なるために必要なのだ。」という意見があった。彼はすでに英会話学校に既に通っており、アメリカへ短期のホームステイの予定であった。その時、自分は何人かの
外国人、イギリスやアメリカ以外の国籍の人たちとも英語で文通をしていたので
英会話には興味はあった。しかし、当時からすでに父親から「アメリカ人のなかにも
英語を話せない人たちが大勢いる」と聞かされたいたので、友人の意見には違和感を覚えた記憶がある。ちなみに父は60年代に二度アメリカを訪問していた。
いまでも「国際人」という言葉になかなか馴染めないのは、自分だけなのだろかという気がする。つまり、自分が日本人であること国際人は全く別のものであるかのような捉われ方に不自然さを感じる。
30年前におそらくこれからもっと日本の社会で英語が大切になってくるだろうと
予想していたが、いま自分を取り巻く環境の中で「国際人と英語」の関係は
むしろ、薄くなってきているようにも思える。逆に海外で日本のマンガやアニメ
ゲームなどが人気を集めて、日本語を勉強している若い人たちを見ると
日本語を使ってコミュニケーションすることも、十分国際人ではないかとも思う。

グローバル経済とチャイニーズスタンダード

2007年09月02日 | 気まぐれ日記
 毎日のニュースで中国製品の安全性が問題視される話題が報道されている。
以前からテロの問題の根底にある貧困を誘発しているのが、アメリカを中心とする
グローバルな経済戦略だと言われている。世界統一規格で農産物や食料品など
ありとあらゆる分野で発展途上国の主要な輸出生産物の規制をおこない、その
結果先進国の基準にあわない農産物の排除を行ってきた。つまり、グローバル
経済は世界中で経済格差を生み出し、貧困層の人々を増やし続けているとの
見方をされている人もいる。もちろんこれだけが全てテロの原因だとは思わないが、
ひとつの誘因にはなっていると思う。
ただ今回の中国製品の安全性に関する報道を見る限りにおいては、このグローバル化がうまく機能しているように思える。つまり、日本一国で中国が輸出している食料品やおもちゃや薬などの安全性を全て検査するのは不可能だし、中国
国内の安全基準が世界基準と照らし合わせて不十分な所があれば、これから
改善していくことを期待したい。少なくとも今のところ皮肉なことだが、このグローバル化の経済の流れにこの分野においては、日本の消費者はその恩恵にあずかっている様に思える。