宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

当院でのお子さんの矯正治療が、うまく続いている条件とは?

2017年01月17日 | 歯のお話
 お子さんの歯並びやかみ合わせのご相談の中で、お子さんとご一緒にご来院された親御さんによくお尋ねするご質問が2つほどあります。

 1.過去に矯正治療をされたご経験がありますか?
 2.経験がなくても、今ご自身の歯並びやかみ合わせで悩んでいますか?
   あるいは、小さい頃から気になっていたのだが、色々な条件がうまく合わなくて受けることが出来なかった。

 お子さんの歯並びに関して、色々な原因説がありますが、遺伝的要因が一部に認められる場合があるように思います。
 特に受け口や乱杭歯に関しては、世代を超えて現れている記録が残っています。
 だだ、これにも例外があり、必ずしもこれだけで問題が起こってくる訳ではありません。
 当院で矯正治療の対象となっている低学年のお子さんの場合、ご自身の歯並び等について深い関心を持っていらっしゃる例はごく稀です。
 つまり、1もしくは2のご経験が親御さんにあった場合のほうが、経験のない方よりも、より長い目でもって見守っていただけるように思えます。
 もちろん、全くご経験のない親御さんでもご心配はありません。
 大切なのは、日々のお子さんの健やかな成長をお互いに喜び合えることではないでしょうか。
 今からお子さんの矯正治療を考えていらっしゃる親御さんにとって、一つの参考になっていただければ幸いです。

 


 


 

 

 
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