宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

歯が失われていく原因の一つ (力)に注目

2013年06月30日 | 歯のお話
 過去に虫歯や歯周病を患ってしまい、大切な歯を失ってしまった経験のある方は、二度とこのような辛い体験をしたくないという強い思いから、歯医者さんの
ところで定期検診を続けていらっしゃる方々が増えています。
ところが、そんな患者さんの中にも歯が折れたり割れたりすることで、歯を失ってしまうことがあります。
歯周病が原因とされて、歯を無くされた方の中にも「力」が深く関わっていたことを覗えるケースが、かなり多く発見された場合もあると思います。
不慮の事故に遭ったり、スポーツ時の接触あるいは転んだりした場合のケースを
除いた場合、歯が折れたりする原因は年齢による歯の劣化などの構造の変化も
大いに関係するのですが、歯を壊すほどの「力」が歯にかかることが大きな
引き金となっているのです。
やっかいなことに、この「力」は、歯を破壊するだけでなく、歯周病の治療を
妨げたり、他の病気を引き起こす原因となる場合があるのです。
さらにこの「力」は目に見えないがゆえに、殆どの患者さんは意識されていらっしゃいません。御自身で気付かれる方はごく少数です。
多くのケースは歯医者さんのところでの検診で、わかることが多いのです。
次回はどの様な特徴をもった患者さんの中に「力」の影響が大きく出てくるのか
お話をしてみたいと思います。

平常心

2013年06月09日 | 気まぐれ日記
 いつもいろいろな人との出会いの中で、自分自身の心に問いかけていることが
ある。それは「無い時も有る時と同じような、欠けている時も満ちている時と
同じような、貧乏な時にも豊かな時と同じような気持ちや行動を保っているか
どうか」(「論語」佐久 協 著)
後で気付かされることが多いのだが、つい目先のちっぽけな自尊心に惑わされ
その時の自分自身が何を感じて、どういう状態にあるのかということに目が
いかなくなっていることがあるのだ。
上手く人とのコミュニケーションがとれなかった時、やはり自分と相手との
心の距離感がうまく測れなかった時が多かったと思う。
まず、自分自身を思いやる心、自分自身と向き合う心が大切なことを痛感させられたことがあった。いまの自分の気持ちがどういいう状態なのかということを
知った上で、相手はいまどんな気持ちなのかということを察知することが必要に
なると思う。
そこから『どんな言葉をかけてたらいいのかな』というスタートラインに
立てるのだ。
当たり前のことを当たり前にできるようになりたいと思う。