先日、京都の泉屋博古館で開催されている「ちょっとパリまで、ず~っとパリ
で」の日本人画家たちの逸品を集めた展覧会を鑑賞した後に、今日の催しの
案内のパンフレットを偶然目にした。
小学生の頃から、社会や美術の教科書で観たり、切手のデザインにも取り入れ
られて親しみを感じていた。「湖畔」や「智・感・情」の有名な作品は
もとより、あまり今まで知られていなかった作品までその数の多さと迫力には
圧倒されるものがあった。
あれほど知名度の高い人であるにもかかわらず、若い頃のフランス留学の当初の目的が法律を学ぶためであったのには驚かされた。画家を目指すためでなかった
のが興味をそそられた。しかし、よくあの時代に周りからも大きな反対もなく
自分の思いどうりに方向転換が出来たのも、おびただし数の卓越した画法を
習得した作品集を観て、理解ができた。
帰国後も、勢力的に日本人をモチーフにした油絵を発表していることからも、
彼が深い情熱を持ちながら、若い世代に伝えていきたかった芸術の世界を
ほんのすき間から鑑賞できたのが嬉しかった。
ほんのりとした豊かな気分を味あわせてくれて、貴重な体験となった。
で」の日本人画家たちの逸品を集めた展覧会を鑑賞した後に、今日の催しの
案内のパンフレットを偶然目にした。
小学生の頃から、社会や美術の教科書で観たり、切手のデザインにも取り入れ
られて親しみを感じていた。「湖畔」や「智・感・情」の有名な作品は
もとより、あまり今まで知られていなかった作品までその数の多さと迫力には
圧倒されるものがあった。
あれほど知名度の高い人であるにもかかわらず、若い頃のフランス留学の当初の目的が法律を学ぶためであったのには驚かされた。画家を目指すためでなかった
のが興味をそそられた。しかし、よくあの時代に周りからも大きな反対もなく
自分の思いどうりに方向転換が出来たのも、おびただし数の卓越した画法を
習得した作品集を観て、理解ができた。
帰国後も、勢力的に日本人をモチーフにした油絵を発表していることからも、
彼が深い情熱を持ちながら、若い世代に伝えていきたかった芸術の世界を
ほんのすき間から鑑賞できたのが嬉しかった。
ほんのりとした豊かな気分を味あわせてくれて、貴重な体験となった。