先日、お盆休みを利用してお墓と家の庭の草刈りを息子と一緒に行った。
当日は晴天で、猛暑の中、お互いに汗まみれになってやれた事が、とても
よい経験になった。
そんな折、NHK朝の連続テレビドラマ小説「らんまん」の主人公のモデルとなった
牧野富太郎博士のこの言葉が、ふと頭の中によぎった。
今回の庭での草刈りでは、特に大きく勢力を拡大させていたのは「セイダカアワダチソウ」だった。
ここ最近では衰退していると聞いていた品種が、何故か家の庭で大きく成長していたのだ。
セイダカアワダチソウは、根から毒性のある物資を分泌することで、ライバルとなる周りの植物を駆逐してしまう
らしい。ところが、この毒によって自らも攻撃対象になってしまうこともあって、生き延びていくことが困難になってしまった。
また、天敵の害虫もいるらしい。
そんな彼らが、うちの庭で増え続けていたことに驚きを隠せない。
とてもしたたかな植物のようにも思えるのだ。
とにかく、今回の草刈りでは根が結構張っていたので、かなり苦労させられた。
博士のお言葉どうり、そこにその植物が生えているということは、それなりの理由があるという事を
痛感させらてた一日だった。