宮川歯科医院 院長ブログ

堺市西区の宮川歯科医院 院長の宮川和人がブログで色々なことを語ります。

雑草

2011年08月31日 | 気まぐれ日記
 今朝、診療所の前の歩道と車道の間にあるブロックの隙間から生えている
雑草を抜いていたら、愛犬の散歩帰りの隣のご主人に偶然お会いした。
「犬の糞をよく見かけませんか?」と問いかけられ、そう言えば最近見かける
ことが増えたのかなあと思ってしまった。
今日仕事が終わり、診療所を後にしようとしたところに、偶然にも
今朝お会いしたご主人がご帰宅時と重なり、また再会した。
本当に今朝雑草を抜こうと思わなかったら、こんな不思議な経験をすることが
なかったかもしれない。
日頃から何かと目立たない存在の雑草を通じて、ご近所同士のコミュニケーションができるのも、また面白いことだと感じた。
この次に雑草を抜く時、どんな出会いがあるのか楽しみになってきた。

乳歯のむし歯は永久歯にも影響する!?

2011年08月28日 | 歯のお話
 生えたばかりの永久歯は歯の表面を被っている硬い組織(エナメル質)が
まだ弱く、乳歯にむし歯があればすぐに感染してしまいます。
ですから、この生え始めにフッ素を塗布してあげると、むし歯菌に対する
抵抗力がかなり付くのです。
また、乳歯には他に大切な役割があります。それは、後から生えてくる永久歯
を正しい場所に導いてあげることです。
もし、むし歯になったりして適切な生え変わりの時期より早く歯を失うことになると、乳歯の歯並びが悪くなり、永久歯が正しい方向に生えずに、歯並びや
かみあわせにも影響が出ることがあります。
 しかし、乳歯がむし歯になりやすくても、永久歯まで弱いとは限りません。
乳歯の基礎は胎児の4~6ヶ月に作られますので、お母さんの食生活に影響
されるのです。つわりの期間やその間の栄養が十分取れていたかどうかによっても左右されます。一方、永久歯は約3歳までの間に作られるので、その間の
食生活のバランスが大切になってきます。ですから、たとえ乳歯にむし歯が
見つかっても、その後の食生活の改善や適切なむし歯予防をおこなえば、
むし歯になりにくい永久歯が育つ可能性は十分あります。



雨の日には、雨の日の楽しみがある!?

2011年08月21日 | 気まぐれ日記
 今日も、空模様が怪しいなあと思っていたら、急に雷雨となった。
ニュースにも異常気象が大きく取り上げられている。ゲリラ的な集中豪雨は、
大きな被害をもたらすために注意が必要だが、反対に干ばつも困る。
いずれにしても人間の力の及ばないところが、なんとももどかしい。
個人的には雨の日は、今までどちらかというと、あまり好きなほうではなかった。
出かける前に、雨具が必要で、荷物が増えたりして、面倒な印象しかなかった。
ところが、見方を変えるといろいろな面白い発見があるのに気づいた。

今、目にしている『雨』、いったいどこからやってきたかというと、太陽の
エネルギーで、海や川の水が蒸発して空に昇っていく。その水蒸気が、雲と
なって、冷えてやがて雨になって、また、この地上にもどってくるわけだが、
どのくらいの年月がかかるのか、今までまったく知らなかった。
物理学者のS先生によると、約80年かかるそうだ。雪の場合、結晶が大きので百年かかるらしい。
そうすると、淚を流したら、そのほんのわずかの量にしかすぎないけれど、
その一部が80年後には、雨となってこの地球のどこかに降り注いでいることに
なる。目に見える雨の中に、ひょっとして見えない大切な人の淚を感じられる
かもしれない…
過去に思いを馳せながら、今日の『雨』をしばらく見つめていたいと思った。


電気シェーバーの替刃

2011年08月07日 | 気まぐれ日記
 数日前から、ヒゲ剃りの後、鏡で顔を見ると、ほほが赤くなっているのに気づいた。おかしいなと思っていたら、シェーバーの刃をカバーしているところが、
所々傷んでいた。これが原因だなと思い、以前替刃を買った家電量販店に
車ででかけてみた。
替刃しか持っていかなかったのだが、幸い親切な店員さんと出くわすことが
できた。以前このお店で買っていた記録を、サービスカードから見つけ出して
もらい、おかげで、また新しい替刃を買うことができた。
学生の頃から、ずっとB社のシェーバーを愛用している。今使っているのが、
ちょうど3代目にあたる。大学に入学した際、父の友人の方からお祝いに
いただいたのが始まりだった。それまでは髭剃りが面倒で、顔に切り傷をつくって学校に通っていたのを覚えている。
当時B社の製品は、ドイツ製でテレビのコマーシャルにも頻繁に紹介されていたたせいもあってか、「ヒゲ剃り」そのこと自体が楽しく、気分がスッキリして、
一日のスタートを切る貴重な日課になっている。
あれから35年ほど立った今、同じ会社の製品を愛用し続けることができたのも、昔の替刃をずっと提供しつづけてくれたメーカーの姿勢に感謝している。
最近アメリカの大手G社に買収されて、その傘下に入っているらしいのだが、
これからも末永く替刃を作りつづけてほしいものだ。
「継続」することの大切さを、教えてもらった気がした。