北京五輪が始まり、続々と競技の模様が伝わってくるが、いつもの通り過大な期待を振りまくマスコミにメダルを獲らなければとプレッシャーに押しつぶされる日本人選手の姿が痛々しい。
いったいマスコミは何様のつもりなのか。
そんな中でもメダルを獲得する若い選手が生まれてくるのだから、なんとも頼もしい限り。
それにしても、個人競技に比べて低調なのが団体というかチームで戦う競技。
野球の日本代表は、出発前の壮行試合でセリーグ選抜にボロ負け、男子サッカー五輪代表は守りが弱いのに守ってカウンターという戦略で自滅。
いつものことながら、戦略というものが無いのかと悲しくなってくる。
加えて、チームの中で個の力を生かすチーム作りが出来ていないように思えてならない。お互いがそれぞれの良さを生かすために動くのがサッカー。ところが、自分が自分がでかえって良さが出ない試合が数多い。
1+1が1以下になるチーム作りが日本サッカーが世界に通用しない理由だろう。
それぞれの良さを生かさないのは政治も経済も同じ。
足を引っ張りあい自分だけがよければいいという行動や発言が目立つ。
新自由主義経済、財政再建至上主義政策はその最たるもの。
そんななか、いったい何のために政治をやっているのかわかっていないような発言をする大臣がまた登場した。
太田農水相が食の安全を進める理由として「日本の消費者がやかましい」からと語ったとか。
太田農相問題?発言「日本の消費者やかましい」(yahoo!ニュース 8月11日8時2分配信 スポーツ報知)
=== 備忘録(引用)===
日本の消費者やかましい-。太田誠一農相が10日、NHKの討論番組で食の安全に関連し「消費者としての国民が、やかましくいろいろ言うと応えざるを得ない」などと発言した。これに対し野党は「国民がうるさいから消費者庁をつくるということだ」などと猛反発。番組終了後、太田氏は「(やかましいという言葉を使ったのは)一つの弾み」と説明した。過去には「集団レイプは元気があるからいい」と言い放ったこともある太田氏。永田町では「なぜ入閣させたのか。やはり農相は鬼門だ」との声も上がっている。
かつて“レイプ容認発言”で物議を醸し、直後の衆院選では落選まで経験した太田氏の口が、またも物議を醸した。
NHKの討論番組で太田氏は、食の安全への対応を問われ「日本の場合は潔癖だから、基本的に食の安全というのは国内は心配しなくてもよいと思っている」と発言。
さらに食品の生産や流通などの情報を追跡するトレーサビリティー(生産履歴)制度や、HACCPと呼ばれる衛生管理が定着してきたと指摘した上で、「日本は安心なんだが、消費者や国民がやかましいから、さらにそれを徹底してやっていく」と述べた。
番組の終了後、太田氏は「民主主義の国だから(国民が)きちんと主張できて、それに政府が応えるという仕組みのことを言っている。文脈をみてほしい」と釈明。さらには「わざわざ(やかましいという言葉を)使ったわけではなく、一つの弾みだ」と述べた。
これに対し民主党の輿石東代表代行は、「許せない。消費者庁は選挙用だ。(福田首相が強調する)国民目線の改革などむなしくなる」などと批判。国会閉会後も質疑を行える「閉会中審査」を求め、政府の姿勢を追及する考えを示した。
農相と言えば、安倍政権時代にトラブルが続出した“鬼門中の鬼門”ポスト。問題発言歴のある太田氏を据えるにはリスクがありすぎるとの声も上がっていた。
政治評論家の有馬晴海氏は「太田氏の入閣については、一部で危惧(きぐ)されてきた。要注意人物。やはり出たか、という感じです」。
有馬氏は「福田首相はあまり太田氏のことを知らなかったのでは」と推測。「太田氏は、もともと発言に対してあまり慎重ではない人。(こうした発言は)苦労を知らない人に多いです。やかましい発言自体は、そんなに問題にはならないでしょうが、今後も追い打ちをかけるような発言をする可能性はある」と指摘した。
【太田氏の過去の問題発言】03年6月、少子化問題などをめぐる討論会で、イベント企画サークル「スーパーフリー」のメンバーの早大生らが女子大生を集団暴行した事件について、「集団レイプする人はまだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか」と発言。討論会後、「『レイプは重大な犯罪で従来以上に厳しく罰せられないといけない』という言葉を付け加えようとしたが、時間とタイミングがなかった。残念だ」と釈明。同年11月の衆院選で落選した。
==============
国民の生命財産を守り暮らしを良くするために主権者が選んでいるのが国会議員であり、その国会議員が選んでいるのが内閣のはず。
つまり、大臣とて国民のために働くのが当たり前なのに、ホントはやりたくないけど国民がうるさいから食の安全について考えるというのはどうなんでしょ。
逆に言えば、国民がうるさく言わなければ政権与党と内閣は国民のために何もするつもりは無いということでもある。
おとなしくしていたら、自公政権は国のためには国民の暮らしをいくらでも犠牲にするつもりでいるということが、この太田農水相の発言から見えてくる。
声を上げない国民は舐められるだけ。
厳しくその仕事を評価し、自分たち国民の不利益になることをする政治家にはやかましく意見を言うことが、今の政治には求められているんでしょうね。
↓いろんな意見を知るのに役立ってます。
皆様のポチッに元気をいただいております。ありがとうございます。
テクノラティプロフィール
いったいマスコミは何様のつもりなのか。
そんな中でもメダルを獲得する若い選手が生まれてくるのだから、なんとも頼もしい限り。
それにしても、個人競技に比べて低調なのが団体というかチームで戦う競技。
野球の日本代表は、出発前の壮行試合でセリーグ選抜にボロ負け、男子サッカー五輪代表は守りが弱いのに守ってカウンターという戦略で自滅。
いつものことながら、戦略というものが無いのかと悲しくなってくる。
加えて、チームの中で個の力を生かすチーム作りが出来ていないように思えてならない。お互いがそれぞれの良さを生かすために動くのがサッカー。ところが、自分が自分がでかえって良さが出ない試合が数多い。
1+1が1以下になるチーム作りが日本サッカーが世界に通用しない理由だろう。
それぞれの良さを生かさないのは政治も経済も同じ。
足を引っ張りあい自分だけがよければいいという行動や発言が目立つ。
新自由主義経済、財政再建至上主義政策はその最たるもの。
そんななか、いったい何のために政治をやっているのかわかっていないような発言をする大臣がまた登場した。
太田農水相が食の安全を進める理由として「日本の消費者がやかましい」からと語ったとか。
太田農相問題?発言「日本の消費者やかましい」(yahoo!ニュース 8月11日8時2分配信 スポーツ報知)
=== 備忘録(引用)===
日本の消費者やかましい-。太田誠一農相が10日、NHKの討論番組で食の安全に関連し「消費者としての国民が、やかましくいろいろ言うと応えざるを得ない」などと発言した。これに対し野党は「国民がうるさいから消費者庁をつくるということだ」などと猛反発。番組終了後、太田氏は「(やかましいという言葉を使ったのは)一つの弾み」と説明した。過去には「集団レイプは元気があるからいい」と言い放ったこともある太田氏。永田町では「なぜ入閣させたのか。やはり農相は鬼門だ」との声も上がっている。
かつて“レイプ容認発言”で物議を醸し、直後の衆院選では落選まで経験した太田氏の口が、またも物議を醸した。
NHKの討論番組で太田氏は、食の安全への対応を問われ「日本の場合は潔癖だから、基本的に食の安全というのは国内は心配しなくてもよいと思っている」と発言。
さらに食品の生産や流通などの情報を追跡するトレーサビリティー(生産履歴)制度や、HACCPと呼ばれる衛生管理が定着してきたと指摘した上で、「日本は安心なんだが、消費者や国民がやかましいから、さらにそれを徹底してやっていく」と述べた。
番組の終了後、太田氏は「民主主義の国だから(国民が)きちんと主張できて、それに政府が応えるという仕組みのことを言っている。文脈をみてほしい」と釈明。さらには「わざわざ(やかましいという言葉を)使ったわけではなく、一つの弾みだ」と述べた。
これに対し民主党の輿石東代表代行は、「許せない。消費者庁は選挙用だ。(福田首相が強調する)国民目線の改革などむなしくなる」などと批判。国会閉会後も質疑を行える「閉会中審査」を求め、政府の姿勢を追及する考えを示した。
農相と言えば、安倍政権時代にトラブルが続出した“鬼門中の鬼門”ポスト。問題発言歴のある太田氏を据えるにはリスクがありすぎるとの声も上がっていた。
政治評論家の有馬晴海氏は「太田氏の入閣については、一部で危惧(きぐ)されてきた。要注意人物。やはり出たか、という感じです」。
有馬氏は「福田首相はあまり太田氏のことを知らなかったのでは」と推測。「太田氏は、もともと発言に対してあまり慎重ではない人。(こうした発言は)苦労を知らない人に多いです。やかましい発言自体は、そんなに問題にはならないでしょうが、今後も追い打ちをかけるような発言をする可能性はある」と指摘した。
【太田氏の過去の問題発言】03年6月、少子化問題などをめぐる討論会で、イベント企画サークル「スーパーフリー」のメンバーの早大生らが女子大生を集団暴行した事件について、「集団レイプする人はまだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか」と発言。討論会後、「『レイプは重大な犯罪で従来以上に厳しく罰せられないといけない』という言葉を付け加えようとしたが、時間とタイミングがなかった。残念だ」と釈明。同年11月の衆院選で落選した。
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国民の生命財産を守り暮らしを良くするために主権者が選んでいるのが国会議員であり、その国会議員が選んでいるのが内閣のはず。
つまり、大臣とて国民のために働くのが当たり前なのに、ホントはやりたくないけど国民がうるさいから食の安全について考えるというのはどうなんでしょ。
逆に言えば、国民がうるさく言わなければ政権与党と内閣は国民のために何もするつもりは無いということでもある。
おとなしくしていたら、自公政権は国のためには国民の暮らしをいくらでも犠牲にするつもりでいるということが、この太田農水相の発言から見えてくる。
声を上げない国民は舐められるだけ。
厳しくその仕事を評価し、自分たち国民の不利益になることをする政治家にはやかましく意見を言うことが、今の政治には求められているんでしょうね。
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テクノラティプロフィール
雪印やミートホープ、偽装や使い回しなどを許す腐りきった食品行政のどこが安心なんだか (-.-#)。