みやっちBlog

ライター「宮下アツシ」の頭の中をlogする「みやっちBlog」

野田首相は何をしたいの?

2011年10月19日 10時50分40秒 | 政治・社会
一時期涼しくなったなぁ、と思ったら昼間は残暑が戻って例年通り。
一度涼しくなったことで顔を出した松茸は、モノにならずに何割かは出荷できなかったとか。


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南信州の各地は、この時期に松茸で一息ついて米と果樹と市田柿で一年を乗り切るだけの稼ぎを上げるという方もいる。

一昨年は松茸が不作。昨年の大豊作でなんとか2年分を稼げたという声もちらほら。
となると、今年が不作だとまた厳しい状況になるということなのか?

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そんな心配をしていたら、大きな被害をもたらした台風15号通過後、すっかり涼しくなって秋本番に。しばらく晴れ間が続くらしいので松茸が顔を出してくれる可能性は高そう。まさに自然の恵みはお天道様しだい。

しかし、将来をどうするのかお天道様次第とはいかないのが、日本経済と政治の世界。

アメリカとヨーロッパ経済の影響をもろに受けて円高進行中。先行きが見えない中、市場に任せていては円高は止まりそうもない。

野田内閣には震災復興・原発事故被害の補償・原発事故の収束とともに、円高対策と国内の景気対策を同時進行で行わなければならないというのに、震災復興という美名の下で財務省がやりたくて仕方なかった増税を行うというのだから驚いてしまう。

さらに、TPP参加への前のめり具合も気になるところ。

本来なら日本の財政状況悪化は円安・株安を招くはずなのに、アメリカ経済に引きずられて株価は下がっているものの為替は円高一辺倒。財政再建が進めばさらに円高になるのでは?と思ってしまうのだが・・・
しかも、増税で財政再建が進むとはとても思えない。
それでも、欧米の経済が今の状況であれば円への緊急避難は続いて、円高も止まらないのでは。

日本の景気、経済情勢をどうしたいのかがまったく見えてこない野田内閣。衆院選時のマニフェストにはその方向性があったというのに、マニフェストを放棄し、アメリカ隷属を強めれば経済も良くなると思い込んでいるとしか思えない。


野田内閣は、いったい日本をどんな国にしようといているのでしょうねぇ。






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