解散総選挙が先か、政界再編が先か。
麻生太郎首相の人気の無さに、自民党内の動きが激しさを増しているとか。
それにしても、一体何時から人気で一国のトップを選ぶようになってしまったのか。
総理大臣は国会議員による投票で決まるため、実質的には与党のトップが総理大臣となるのだから、要するに与党のトップ選びが劣化したという事なのだろう。
小泉純一郎元首相を初めて自民党総裁に選んだ時から、自民党は世論を気にしての雪崩を打ったような総裁選びを行い続けている。
小泉元首相が自民党総裁選挙に勝った時、自民党は崩壊の危機にあった。
そのまま自民党がなくなるのではという状況の中で、小泉元首相は田中真紀子代議士を担ぎ出して「自民党をぶっ壊す」と豪語し自民党の党員ではない国民を巻き込んでの風を巻き起こした。
もちろん、それを煽ったのはマスコミ。
それ以降、自民党の総裁選びは国民的人気があると思われる人物を選ぶようになってきた。女性に人気があると言われた安倍晋三元首相が政権を投げ出して辞任したことで、さすがに次の総裁には自民党内の支持を一本化する方向で福田康夫前首相が選ばれることになったが、国民的人気が無く世論調査結果が思わしくないために強気の政権運営ができなかったと思い込んだ自民党は、再び若者に人気があると思われていた麻生首相で一本化。
ところが、ふたを開けてみればまったく麻生首相の人気が無い。それどころか、政治家としての資質まで疑われる始末で、自民党内は大混乱となっているのだとか。
安倍元首相を選んだ直後に総選挙をしていれば、おそらくこんなことにはならなかったであろうに、衆議院での議席数維持のために、ことごとく総選挙から逃げ回ってきたために、とうとう解散総選挙を打つタイミングを逸してしまった。
そんな状況で、小池百合子下防衛相が「来年は新党がぽこぽこできるかもしれない」と語り（yahoo!ニュース 12月5日12時24分配信 産経新聞）、国民新党の亀井静香代表代行が自民党内でくすぶっている人に向けて「新党をつくると面白いよ。自民党の中でおかしな連中と口げんかしないで済む。国民新党もかわいがってやるから」と新党結成に向けてのエールを送ったとか。
（ニュース：イザ！ 12/03 18:02）
個人的には、自民党を離党して新党を作る人たちがでて、そのうえで政界再編が起こってからそう選挙となって欲しいと思うのだが、おそらく新党ができて解散総選挙で、その後に政界再編という流れなのかなと見ている。
いずれにしろ、主権者が直近の選挙によって選んだ政権でなければ強い政治力を発揮することは不可能。
経済・金融危機で日本の企業が生き残りをかけて人件費圧縮に血道を削る状況では、輸出に頼れなくなった経済活動を支えるはずの内需すら期待できなくなってしまう。ましてや、社会保障制度に不安のある状況ではたとえ貯蓄がある人でも金を使おうとは思わない。
社会保障制度を立て直し、将来への不安を払拭しつつ雇用と労働分配を制度的、政策的に如何に確保するのか。さらに、新たな産業支援や農林業などを含めた地球環境保護、食料自給率、エネルギー自給率向上といった施策による雇用の創出を中長期展望にたって行うことが必要なのではないだろうか。
そんななか、雇用が無くなり社会保障制度が崩壊する中で格差が固定される社会の行き着く先とはどんなものなのか。
そうした話を、東大大学院教授の高橋哲哉氏に話していただく講演会が、12月20日に長野県高森町の高森町福祉センターで行われます。
高橋哲哉講演会の詳細は下記の通りです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
高橋哲哉氏講演会
テーマ「靖国問題と憲法９条 －格差社会は戦争への道？－」
日時：２００８年１２月２０日（土）開場:午後６時 開演:午後６時半
場所：長野県下伊那郡高森町 高森町福祉センター２Ｆ大ホール
会費：１，０００円（当日１，２００円 高校生以下５００円）
主催：高橋哲哉氏を伊那谷に呼ぶ会
主管団体：竜援塾
後援：飯田市教育委員会
信州日報株式会社
協力（順不同）：阿智村職員組合、長野県高等学校教職員組合下伊那支部、
長野県高等学校教職員組合上伊那支部、
憲法９条を守り広める飯伊の会、松川町九条の会、
九条の会中川、伊那谷地域住民大学、
映画「靖国」上伊那上映実行委員会、ライフの会
（2008年12月2日現在）
問合せ先：高橋哲哉氏を伊那谷に呼ぶ会
代表代行 中川賢俊
E-mail ryuenn_jyuku＠mbr.nifty.com（＠は半角で）
最後に、「高橋哲哉講演会」の前売りチケットを取扱っているお店を紹介します。（12月6日現在）
平安堂飯田店、平安堂座光寺店、このん・こぴあ（飯田市座光寺）、
バオバブ（飯田市座光寺）、アートハウス（飯田市上郷黒田）、
㈲イママキ店舗デザイン（飯田市三日市場）、スノーボードショップ・アクロス飯田店（飯田市三日市場）、
竜援塾運営委員会事務局（飯田市三日市場）。
ぜひ多くの人に聴いてもらいたいものです。
↓いろんな意見を知るのに役立ってます。
皆様のポチッに元気をいただいております。ありがとうございます。
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麻生太郎首相の人気の無さに、自民党内の動きが激しさを増しているとか。
それにしても、一体何時から人気で一国のトップを選ぶようになってしまったのか。
総理大臣は国会議員による投票で決まるため、実質的には与党のトップが総理大臣となるのだから、要するに与党のトップ選びが劣化したという事なのだろう。
小泉純一郎元首相を初めて自民党総裁に選んだ時から、自民党は世論を気にしての雪崩を打ったような総裁選びを行い続けている。
小泉元首相が自民党総裁選挙に勝った時、自民党は崩壊の危機にあった。
そのまま自民党がなくなるのではという状況の中で、小泉元首相は田中真紀子代議士を担ぎ出して「自民党をぶっ壊す」と豪語し自民党の党員ではない国民を巻き込んでの風を巻き起こした。
もちろん、それを煽ったのはマスコミ。
それ以降、自民党の総裁選びは国民的人気があると思われる人物を選ぶようになってきた。女性に人気があると言われた安倍晋三元首相が政権を投げ出して辞任したことで、さすがに次の総裁には自民党内の支持を一本化する方向で福田康夫前首相が選ばれることになったが、国民的人気が無く世論調査結果が思わしくないために強気の政権運営ができなかったと思い込んだ自民党は、再び若者に人気があると思われていた麻生首相で一本化。
ところが、ふたを開けてみればまったく麻生首相の人気が無い。それどころか、政治家としての資質まで疑われる始末で、自民党内は大混乱となっているのだとか。
安倍元首相を選んだ直後に総選挙をしていれば、おそらくこんなことにはならなかったであろうに、衆議院での議席数維持のために、ことごとく総選挙から逃げ回ってきたために、とうとう解散総選挙を打つタイミングを逸してしまった。
そんな状況で、小池百合子下防衛相が「来年は新党がぽこぽこできるかもしれない」と語り（yahoo!ニュース 12月5日12時24分配信 産経新聞）、国民新党の亀井静香代表代行が自民党内でくすぶっている人に向けて「新党をつくると面白いよ。自民党の中でおかしな連中と口げんかしないで済む。国民新党もかわいがってやるから」と新党結成に向けてのエールを送ったとか。
（ニュース：イザ！ 12/03 18:02）
個人的には、自民党を離党して新党を作る人たちがでて、そのうえで政界再編が起こってからそう選挙となって欲しいと思うのだが、おそらく新党ができて解散総選挙で、その後に政界再編という流れなのかなと見ている。
いずれにしろ、主権者が直近の選挙によって選んだ政権でなければ強い政治力を発揮することは不可能。
経済・金融危機で日本の企業が生き残りをかけて人件費圧縮に血道を削る状況では、輸出に頼れなくなった経済活動を支えるはずの内需すら期待できなくなってしまう。ましてや、社会保障制度に不安のある状況ではたとえ貯蓄がある人でも金を使おうとは思わない。
社会保障制度を立て直し、将来への不安を払拭しつつ雇用と労働分配を制度的、政策的に如何に確保するのか。さらに、新たな産業支援や農林業などを含めた地球環境保護、食料自給率、エネルギー自給率向上といった施策による雇用の創出を中長期展望にたって行うことが必要なのではないだろうか。
そんななか、雇用が無くなり社会保障制度が崩壊する中で格差が固定される社会の行き着く先とはどんなものなのか。
そうした話を、東大大学院教授の高橋哲哉氏に話していただく講演会が、12月20日に長野県高森町の高森町福祉センターで行われます。
高橋哲哉講演会の詳細は下記の通りです。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
高橋哲哉氏講演会
テーマ「靖国問題と憲法９条 －格差社会は戦争への道？－」
日時：２００８年１２月２０日（土）開場:午後６時 開演:午後６時半
場所：長野県下伊那郡高森町 高森町福祉センター２Ｆ大ホール
会費：１，０００円（当日１，２００円 高校生以下５００円）
主催：高橋哲哉氏を伊那谷に呼ぶ会
主管団体：竜援塾
後援：飯田市教育委員会
信州日報株式会社
協力（順不同）：阿智村職員組合、長野県高等学校教職員組合下伊那支部、
長野県高等学校教職員組合上伊那支部、
憲法９条を守り広める飯伊の会、松川町九条の会、
九条の会中川、伊那谷地域住民大学、
映画「靖国」上伊那上映実行委員会、ライフの会
（2008年12月2日現在）
問合せ先：高橋哲哉氏を伊那谷に呼ぶ会
代表代行 中川賢俊
E-mail ryuenn_jyuku＠mbr.nifty.com（＠は半角で）
最後に、「高橋哲哉講演会」の前売りチケットを取扱っているお店を紹介します。（12月6日現在）
平安堂飯田店、平安堂座光寺店、このん・こぴあ（飯田市座光寺）、
バオバブ（飯田市座光寺）、アートハウス（飯田市上郷黒田）、
㈲イママキ店舗デザイン（飯田市三日市場）、スノーボードショップ・アクロス飯田店（飯田市三日市場）、
竜援塾運営委員会事務局（飯田市三日市場）。
ぜひ多くの人に聴いてもらいたいものです。
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