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安倍新内閣発表、ワシ派政権発足

2006年09月26日 17時09分52秒 | 政治・社会
安倍新政権が決まったということですが、いやータカ派というか親米右派ということで鷲派と北朝鮮強硬派で固めたという恐るべき人選。

<安倍総裁>新三役人事決める 26日に新政権が発足(yahoo!ニュース 毎日新聞)
==== 引用 ====
 自民党の安倍晋三総裁は25日、党の新三役人事を決めた。幹事長に森派の中川秀直政調会長(62)を起用、政調会長には伊吹派の中川昭一農相(53)、総務会長に丹羽・古賀派の共同代表を務める丹羽雄哉元厚相(62)を充てた。安倍総裁は26日に召集される臨時国会で首相に選出され、その後、新政権が発足する。
(毎日新聞) - 9月25日21時3分更新
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<安倍総裁>政権骨格作りに着手 経済界人脈には重い顔ぶれ(yahoo!ニュース 毎日新聞)
==== 引用 ====
 自民党の新総裁に就任した安倍晋三氏は25日、幹事長など党三役人事を決めて、26日の首相指名に向けて政権の骨格作りに着手した。経済への関心が薄いと評されることの多い安倍氏だが、経済界の人脈には小泉純一郎首相と比べても見劣りしない重い顔ぶれが並んでいる。
 安倍新総裁の経済界人脈の原点は、父親の故・晋太郎氏と平岩外四日本経団連名誉会長(92)との親交だ。平岩氏は祖父・岸信介元首相とも親交が深く、東京電力の後任社長、那須翔氏(82)に「晋太郎さんの息子を頼む」と紹介したという。それ以来、東電の歴代社長と安倍氏は親しく付き合ってきた。
 現在の東電社長、勝俣恒久経団連副会長(66)も参加しているのが、5~6年前から年4回、季節ごとに開かれている「四季の会」だ。重要閣僚への起用が有力視される与謝野馨金融・経済財政担当相が、JR東海の葛西敬之会長(65)や三菱重工業の西岡喬会長(70)らを紹介したのがきっかけで始まり、今では三村明夫・新日本製鉄社長(65)や張富士夫・トヨタ自動車会長(69)ら約20人にまで財界人の輪が広がっている。
 縁せき関係の財界人も少なくない。小泉政権下で経済財政諮問会議の民間議員も務めてきた牛尾治朗・ウシオ電機会長(75)は、長女が安倍氏の兄嫁で、8月に死去した旧日本興業銀行の西村正雄元頭取は父方の叔父にあたる。二人には経済政策などで相談することも多く、牛尾氏は最近も頻繁に官邸に出入りし、ポスト小泉政権の経済運営や組織・人事面で指南する姿が見られた。
 ただ、安倍氏の経済政策については「人から聞いた話をそのまま話している印象が強い」「どこまで自分で判断できるかは未知数」などと、経済界では厳しい見方も少なくない。経済同友会のメンバーを中心に比較的若い経営者を重用した小泉首相と比べると、重厚長大産業を中心に年上の経営者との付き合いが多く、経済界の一部からは「改革のイメージからすると、少し後退する感は否めない」との指摘も出ている。
 当面は、経済財政諮問会議の民間議員などに経済界からどのような人材を登用するかが焦点になるが、経済界では「派手さはないが重みのある人を配するのではないか」(財界幹部)との予想が大勢だ。【斉藤信宏】
(毎日新聞) - 9月25日19時23分更新
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安倍総裁 新三役人事決める 26日に新政権が発足(yahoo!ニュース 毎日新聞)
==== 引用 ====
 自民党の安倍晋三総裁は25日、党の新三役人事を決めた。党運営の要となる幹事長に森派の中川秀直政調会長(62)を起用、政策取りまとめにあたる政調会長には伊吹派の中川昭一農相(53)、総務会長に丹羽・古賀派の共同代表を務める丹羽雄哉元厚相(62)を充てた。安倍総裁は26日に召集される臨時国会の冒頭、衆参両院本会議で首相に選出される。その後ただちに組閣し、新政権が発足する。
 このほか、国会対策委員長に二階俊博経済産業相(67)=二階派、幹事長代理に石原伸晃前国土交通相(49)=無派閥=を起用した。衆院議院運営委員長に逢沢一郎幹事長代理(52)=谷垣派=を充てる。さきの総裁選の論功を踏まえつつ、世代交代を意識した執行部と言える。
 中川秀直氏は広島4区選出で当選9回。科技庁長官、官房長官、党国対委員長などを経て昨年10月の内閣改造・党役員人事で政調会長に就任した。小沢一郎代表率いる民主党との対決姿勢が強まるなか、秋の臨時国会や来夏の参院選を控え、同じ出身派閥で党務に通じた中川氏起用が得策と安倍総裁も判断した。
 政調会長となった中川昭一氏は、拉致議員連盟会長や歴史教科書問題を考える会の代表としての活動経験などで安倍氏の信頼が厚い。入閣も検討されていたが、伊吹派(32人)が総裁選で一致して安倍氏を支持。党三役の一角を求めていたことに加え、教育改革、北朝鮮制裁問題をリードする狙いもあり、抜てきされた。
 新総務会長の丹羽氏は、総裁選で第3派閥の丹羽・古賀派(50人)の対応が揺れるなか、早くから安倍総裁支持で動き同派をまとめるなど圧勝に貢献。自主投票にとどまった津島派と対応に違いをみせた。このため、安倍総裁は丹羽・古賀派の三役入りを優先、第2派閥の津島派は三役から外れた。
 新三役は25日の臨時総務会で了承された。安倍総裁は同日夕、公明党の神崎武法代表、次期代表に内定している太田昭宏幹事長代行と会談し、教育改革など9項目から成る連立合意を交わした。合意は公明党内に慎重論が強い憲法改正や集団的自衛権の行使容認については触れなかった。
 閣僚人事では官房長官に塩崎恭久副外相(55)=丹羽・古賀派=が浮上している。公明党は冬柴鉄三幹事長(70)の入閣が確実で、参院自民党からは、従来の枠通り2閣僚が入閣する。
(毎日新聞) - 9月26日10時18分更新
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<安倍総裁>首相事務秘書官4人の起用決定(yahoo!ニュース 毎日新聞)
==== 引用 ====
 安倍晋三・自民党総裁は25日、首相就任後の秘書官(事務)に、財務省の田中一穂官房参事官、外務省の林肇会計課長、資源エネルギー庁資源・燃料部の今井尚哉政策課長、警察庁の北村滋外事課長の起用を決めた。政務担当の首相秘書官には官房長官秘書官を務めた井上義行氏がすでに内定している。
(毎日新聞) - 9月26日3時30分更新
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<安倍新内閣>財務・尾身氏、文部科学・伊吹氏など決まる(yahoo!ニュース 毎日新聞)
==== 引用 ====
 26日午後の衆参両院本会議の首相指名選挙で第90代首相に選出された安倍晋三新首相は、公明党の神崎武法代表との与党党首会談を経て閣僚人事を決めた。同夕の皇居での任命式などの後、安倍新内閣が正式に発足し、同夜、初閣議を開く。安倍内閣の顔ぶれは次の通り。
▽総理=安倍晋三
▽総務=菅義偉(丹羽・古賀)
▽法務=長勢甚遠(森)
▽外務=麻生太郎(河野)
▽財務=尾身幸次(森)
▽国土交通=冬柴鉄三(公明党)
▽環境=若林正俊(参、森)
▽官房・拉致問題=塩崎恭久(丹羽・古賀)
▽国家公安・防災=溝手顕正(参、丹羽・古賀)
▽防衛=久間章生(津島)
▽文部科学=伊吹文明(伊吹)
▽厚生労働=柳沢伯夫(丹羽・古賀)
▽農林水産=松岡利勝(伊吹)
▽経済産業=甘利明(山崎)
▽金融・再チャレンジ=山本有二(高村)
▽規制改革・公務員制度改革・道州制=佐田玄一郎(津島)
▽沖縄・北方・イノベーション・少子化=高市早苗(森)
▽経済財政=大田弘子(民間)
 ※敬称略。カッコ内の公明党、民間のほかは自民党の派閥。参は参院議員。
(毎日新聞) - 9月26日16時30分更新
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小泉第2次内閣同様、日本会議に入っている議員を中心にしているだけでなく国立追悼施設に反対する議員や北朝鮮への強硬派が多いのが特徴で、リベラル色がほとんどないというのがなんとも。美しい国の正体が透けて見えるような。

PS:
国会議員の情報が非常に詳しく調査されていて、日本会議の議員懇談会に加盟しているかどうかもすぐにわかるサイトがあります。今回の閣僚とつき合わせてみると傾向がわかりますよ。
国会議員情報局(徒然なるままに@甲斐新町)


↓いろんな意見を知るのに役立ってます


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1 コメント

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身の毛もよだつ (信濃のアブマガ)
2006-09-27 02:08:50
予想していたとはいえ恐ろしいことになりました。

民主党なら前原政権が誕生したようなものでしょうね。

それでも浮世はノンビリ、ジャーナリスト達の発言にも危機感がないのは、この国全体が親米保守大幅に傾斜してしまっているということなのでしょうね^^;
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