みやっちBlog

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政権を放り出してケツをまくった無責任な安倍首相

2007年09月12日 23時40分43秒 | 政治・社会
参院選で惨敗したにもかかわらず退陣せず、内閣改造後も支持率が上がらず、臨時国会で所信表明をした直後、代表質問当日に辞意を固めたと記者会見をした。

いったい、なぜこのタイミングなんだという疑問と無責任だという声は与野党含め各所から聞こえるものの、残念だと言う声はお友達からしか聞こえてこない。



辞任の理由として、小沢民主党代表が党首会談に応じなかったからだとか、健康上の不安からだとか、テロ特措法が延長できず給油活動に空白期間ができる可能性が高まったからだとか様々に言われているが、いずれにしろ民意に反して続投を宣言し所信表明演説をしたのに、民意がないからと民主党との党首会談を断られ、自分では国民の理解を得られていないから政治空白ができるとして、次の人に頑張ってもらいたいというのはあまりに無責任であるばかりか、国民を舐めきっている。

夏休みが終わって宿題が終わってないけどとりあえず始業式には出て、宿題提出日の朝に学校をやめるといったようなもの。

加えて、安倍首相に関するスキャンダルが報道されるという話題もあったようだ。

週刊誌が「脱税疑惑」取材=安倍首相の辞任表明前に(yahoo!ニュース 9月12日20時34分配信 時事通信)
=== 備忘録(引用)===
 安倍晋三首相が12日辞任表明した問題で、講談社発行の週刊誌「週刊現代」編集部は同日、安倍首相に「脱税疑惑」があるとして、首相側に取材を申し入れていたと明らかにした。
 同誌は「数カ月取材してきた『安倍首相の相続税3億円脱税疑惑』を報じることが、政界で話題になっていることは聞いている。その記事が首相を辞任に追い込んだのではという取材が多数入っている」とのコメントを出した。記事は15日発売号に掲載するという。
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週刊現代が「安倍首相の脱税」疑惑を取材中(yahoo!ニュース 9月12日19時20分配信 産経新聞)
=== 備忘録(引用)===
 「週刊現代」(講談社)が安倍晋三首相の相続税に絡む脱税疑惑について取材を進め、15日発売号に掲載予定であることが12日、分かった。すでに安倍首相側にも取材を申し入れていたという。
 安倍首相は父、晋太郎氏が平成3年に死亡した際、多額の遺産を相続したとされる。同誌は、その一部が政治団体に寄付され、相続税逃れに利用されたという疑惑について取材を進めていたとされる。
 これについて週刊現代編集部は「『安倍首相の相続税3億円脱税疑惑』を報じることが、政界で話題になっていることは聞いている。記事の詳細は15日発売号で報じます」としている。
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ちなみに、週刊現代についてはこんな話題もあった。

公明党が週刊現代を告訴 裏金報道で (ニュース:イザ! 07/10 15:29)
=== 備忘録(引用)===
 公明党は9日、政治資金収支報告書に記載しない裏金があるかのような記事で名誉を傷つけられたとして、名誉棄損罪で講談社発行の週刊誌「週刊現代」の発行人と編集人に対する告訴状を東京地検に提出した。

 告訴状によると、同誌7月21日号は「公明党『2億3700万円』裏ガネ&裏献金疑惑」という見出しで、同党が当選議員から「上納金」を納入させ、政治資金収支報告書に記載せず処理していたなどとする記事を掲載した。

 これに対し、公明党は「国政選挙の際に各候補者が選挙費用の自己資金負担分として一定額を納付するもので、裏献金や裏金ではない」としている。
 同誌編集部は「事実関係には自信を持っている」とのコメントを発表した。
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民意が得られていないのは、安倍首相だけでなく自公政権も同じ事。

安倍首相の辞任を受けて新しい総裁が選ばれて、新首相が誕生したとしてもやはり自公政権が国民の信任を得ていないことに違いはない。
新首相の下で新内閣が誕生することになるだろうが、衆院総選挙までは空転状態が続くことになるだろう。

いずれにしろ、アメリカの反応が意外とクールだったことが印象的だった


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