成立しても否決されても日本を変えるby小泉

　マスコミ関係者との会食で「否決したら日本を変える、成立しても日本を変える」とコメントしたとされる小泉首相。
　どうやら、郵政民営化６法案の参院での採決がどのような結果となっても、どうやら小泉首相は衆院を解散する腹をくくったようだ。

　小泉首相が言うところの「日本を変える」の真意は、総裁選に打って出た時の「自民党をぶっ壊す」と同じ、旧橋本派を解体させて自民党を自分の思い通りにできる組織にするということ。首相から退いても院政を敷いて、かつての金丸氏のような立場に立とうとしているといわれる小泉首相。
　結局、小泉首相もかつて権力を欲しいままにした自民党実力者の後を追う、いたって自民党的な政治家だったということがハッキリしてきた。

　それなのに、世論調査でいまだに40％近い支持率を得ているのか不思議でならない。