『 雪解け遠し 』
ロシアによるウクライナ侵攻は
間もなく 一年に及ぶ
そのタイミングでの
バイデン米大統領の 電撃的なウクライナ訪問は
ウクライナには心強いだろうが 停戦への話題はない
一方で プーチン露大統領も 演説を行っている
こちらは まだ続いているようだが
とても 停戦への期待は 持てそうもない
雪解けは まだまだ遠いようだ
☆☆☆
『 大地や天空などあらゆるものの中に、八百万の神々息吹を感じながら生きていた祖先の人々・・・ 』
因みに、季候という言葉は、「四季・七十二候」から生れたものです。(気候は「二十四節気・七十二候」からです。)
それにしても、七十二候ということになりますと、一候は五日ということになりますから、昔の人は、五日ごとの季候の変化、つまり、日の光や、風の匂いや、山や海の色や、鳥や虫の声などを、敏感に感じ取ることが出来ていたのでしょうか。
( 中略 )
一年の自然の変化を、二十四節気どころか、七十二候を敏感に感じ取り、大地や天空などあらゆるものの中に、八百万の神々の息吹を感じながら生きていた祖先の人々、その生活は、病や飢えや弾圧の厳しい環境の中であっても、もしかすると、意外に心豊かなものであったのかもしれません。
( 「小さな小さな物語」第六部 NO.336 より )