春の全国高校野球大会が始まり、プロ野球のオープン戦も終盤となり、球春が盛り上がる季節となりました。
高校野球は、何十年ぶりかの出場組もあって、懐かしい校名を見ることもあるのですが、私などは、春の大会と夏の大会がごちゃ混ぜになっていて、報道されるほど久しぶりという感じのしない校名もあります。
プロ野球の方は、今は監督も解説者も言いたい放題で、どのチームも優勝を目指しているような報道を見たり聞いたりすることが多いのですが、監督の本心はどうなのでしょうかねぇ。もっとも、始まる前から弱気な発言はできないでしょうし、オープン戦はチーム力を調整する期間だとは思うのですが、それにしても、散々な状態の贔屓チームは、本番では一体どんなスタートを切ってくれるのでしょうか。
かつて、コントロール抜群の名投手に対して、「針の穴を通すような」という表現がなされることがよくありました。
最近はあまり耳にしないような気もするのですが、たまたま私があまり聞かないだけなのか、そのような投手がいなくなってしまったのか、科学的に不適当な表現だと考えるようになったのか、どれが理由なのでしょうか。
考えてみれば、あの野球のボールを、始球式のゲストではなかなか届かないほどの距離から「針の穴を通す」というのですから、相当なコントロールでしょうが、表現の自由とはいえ、実に大胆な発想だと感心してしまいます。
野球のボールを針の穴に通すのもかなり難しいことだと思うのですが、行方不明の飛行機を捜索するのも、それに負けないほど大変なことのようです。
地球の周りには、多くの国の偵察衛星とやらをはじめ沢山の衛星が回っており、様々なレーダーも、二重三重に地球上を覆っていると思われるのですが、それでも、あの巨大な物体を見つけることができないのかと不思議になってしまいます。
ある専門家は、「砂場の中から一本の針を見つけ出すようなものだ」と説明されておりました。どの程度の大きさの砂場なのかという説明はなかったのですが、1メートル四方の砂場と、10メートル四方の砂場とではその困難さには相当の差があると思うのですが、言っている方も、聞いている方も、なんとなくそれで通じるのですから、人間の感覚は不思議なものです。
野球のボールを針の穴に通すのも、砂場で一本の針を見つけるのも大切なことかもしれませんが、行方不明の飛行機の場合は、多くの人が搭乗しているのですから、不思議だなんてことは言って居れないのです。多くの国が支援に乗り出していることからその重要性が伝わってきます。
しかし、考えてみますと、使用済みの燃料の処理の仕方も知らない人間が原子力発電所を作ってしまったのと同じように、事故を防ぐことができず、その飛行の軌跡さえ追跡できない人間は、あの巨大な物体を飛ばせることが正しいのかどうかと、思ってしまったりします。
ここは、各国が、軍事的な秘密をも乗り越えて協力し合って、一日も早く発見してほしいものと願うばかりです。
( 2014.03.24 )
高校野球は、何十年ぶりかの出場組もあって、懐かしい校名を見ることもあるのですが、私などは、春の大会と夏の大会がごちゃ混ぜになっていて、報道されるほど久しぶりという感じのしない校名もあります。
プロ野球の方は、今は監督も解説者も言いたい放題で、どのチームも優勝を目指しているような報道を見たり聞いたりすることが多いのですが、監督の本心はどうなのでしょうかねぇ。もっとも、始まる前から弱気な発言はできないでしょうし、オープン戦はチーム力を調整する期間だとは思うのですが、それにしても、散々な状態の贔屓チームは、本番では一体どんなスタートを切ってくれるのでしょうか。
かつて、コントロール抜群の名投手に対して、「針の穴を通すような」という表現がなされることがよくありました。
最近はあまり耳にしないような気もするのですが、たまたま私があまり聞かないだけなのか、そのような投手がいなくなってしまったのか、科学的に不適当な表現だと考えるようになったのか、どれが理由なのでしょうか。
考えてみれば、あの野球のボールを、始球式のゲストではなかなか届かないほどの距離から「針の穴を通す」というのですから、相当なコントロールでしょうが、表現の自由とはいえ、実に大胆な発想だと感心してしまいます。
野球のボールを針の穴に通すのもかなり難しいことだと思うのですが、行方不明の飛行機を捜索するのも、それに負けないほど大変なことのようです。
地球の周りには、多くの国の偵察衛星とやらをはじめ沢山の衛星が回っており、様々なレーダーも、二重三重に地球上を覆っていると思われるのですが、それでも、あの巨大な物体を見つけることができないのかと不思議になってしまいます。
ある専門家は、「砂場の中から一本の針を見つけ出すようなものだ」と説明されておりました。どの程度の大きさの砂場なのかという説明はなかったのですが、1メートル四方の砂場と、10メートル四方の砂場とではその困難さには相当の差があると思うのですが、言っている方も、聞いている方も、なんとなくそれで通じるのですから、人間の感覚は不思議なものです。
野球のボールを針の穴に通すのも、砂場で一本の針を見つけるのも大切なことかもしれませんが、行方不明の飛行機の場合は、多くの人が搭乗しているのですから、不思議だなんてことは言って居れないのです。多くの国が支援に乗り出していることからその重要性が伝わってきます。
しかし、考えてみますと、使用済みの燃料の処理の仕方も知らない人間が原子力発電所を作ってしまったのと同じように、事故を防ぐことができず、その飛行の軌跡さえ追跡できない人間は、あの巨大な物体を飛ばせることが正しいのかどうかと、思ってしまったりします。
ここは、各国が、軍事的な秘密をも乗り越えて協力し合って、一日も早く発見してほしいものと願うばかりです。
( 2014.03.24 )