みっくすじゅうす的生活

生活の中の「好き!」を集めて、ミキサーに入れて作ったみっくすじゅうす。
今日もいいことあるかもね!

中学卒業

2014-03-08 06:17:12 | 子ども
                            昨日は中学校の卒業式でした。

                      あ~、これで終わる。今日一日で終わる。そう思った。


                         保育園、小学校、中学校


               どんなにがんばっても他の大多数の同級生や下級生の子たちと同じレベルのことができない。

                      できないから、怒られる。サボってるって怒られる。
                      できないのは、がんばっていないからだと言われる。


                         自分の気持ちを伝えるのも苦手だった。
                            だから、泣く。暴れる。

                            やる気なんて出るわけない。

                      ぐんぐん伸びる背を、小さく丸め、おどおどしている。



                    それでも、支えてくれる人、応援してくれる人、理解してくれる人、
                      ありのまま認めてくれる人たちと出逢い、
                           少しずつ変わってきた。


                      今は、自分の気持ちを伝えることができるようになってきた。
        
                        人のために動くことに喜びを持つようになった。





                         昨日の朝、卒業式に行きたくないと暴れました。
                       
                    暴れるのは、こわがっているということ、おびえているということ。
                            わかっているけど、助けを求めた。

                            担任の先生に、そして、夫に。

                          息子は仕事中のお父さんと電話で話した。

                            保健室なら行くと言ってくれた。


                         小さな抵抗。
                          式には絶対出ない!と制服の下にはジャージを着て。



                          学校に連れていったら、バトンタッチ。
                           あとは、先生に任せた。


                       「任せる」ということ。
                         ひとりでがんばらなくていい。チームで支えていけばいい。
                         一連のことで学んだこと。



                      息子は、泣きじゃくっていた。私はただ廊下で待っていた。


                       先生が出てきて、話してくれた。

                     「お別れが辛すぎて、いっぱいいっぱいになってしまった」



                        なんという感受性の強さ。

                        それだけ、楽しかったんだ。
                        みんなのことが大好きだったんだ。



                    ちゃんと、みんなと入場して、卒業証書を受け取ることができました。

                    クラスでみんなと一緒に写真も撮れたし、
                    大好きな友達に、一緒に撮ろうと声をかけ、撮ることができた。
         
                     よかったね~



                    十人十色。

                     先生がクラスのみんなに伝え続けたこと。


                  クラスのみんなはこんな息子のことをちゃんとありのまま受け入れてくれていた。


                    最後まで掲示物を外していた息子。
                    勉強も運動もできないけど、
                    人の気がつかないところに気付き、行動することができる。

        
                  大きな背中を小さく丸めて、自信なさげにしている。
              
                  胸を張りなよ。あんたは立派だよ!自慢の息子だ!



                    高校は自分に合うところを選ぶことができた。
                    お父さんもわかってくれた。


                   自分らしくのびのびと過ごしてほしい。
                   楽しく楽しく、はじけてほしい。
                   そして、自信をもってほしい。



                     春はもう目の前!


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