おはようございます♪
今日は雨ですね。
少しだけ静かな時間。
私が唯一作れるケーキ
バナナケーキをオーブンで焼きながら…
先日図書館で借りた本
「風が笑えば」俵 万智 著
奥宮 誠次 写真
写真、短歌、文章の本
その一節に
短歌を始めたころは、自分を短歌で表現したいと思った。
その気持ちの底には、自分がたいした者であるという期待を含めた自負が潜んでいる。
しかし、あるときから、自分はたいしたもんではないと思うようになり、
そのたいしたもんでもない自分を、わざわざ表現してどうするねん、という気持ちが湧いてくる。
自分は何ができるかではなく、短歌には何ができるか、ということ。それをたいしたことのない自分なりに、やってみたい。人生の秋の考えかた、かもしれない。
そうやっていくと、結局は自分の歌は自分の歌なんだな~と感じるとのこと。
それが自分らしさを追い求める、次のステージなのかもしれない。
私も今の歳は人生の秋
人生の夏の頃は、自分にしかできないことがあるはずと、やみくもに探し続けてきた。動き続けてきた。たくさんの人に出会い、刺激をもらい、上を目指して走り続けていた。
人生の秋になり、スピードをグッと緩めて、立ち止まったり、しゃがんだり、ゆっくり歩き始めた。
今まで見えなかったものが、たくさん見えてきて、身近な世界が輝きだした。
自分には何ができるかではなく、
自分の少しだけ得意なツールを使って
二胡で何ができるのか
写真で何ができるのか
詩で何ができるのか
文章で何ができるのか
読み聞かせ、朗読、文字、言葉、絵、色、色々色々
これからはそこを見つめていけばいい
そんなことを気づかせてもらった
続けること、楽しむこと
伝えること、味わうこと
自分と向き合うこと
自分の心のおもむくままに
自分らしさのその先に
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