みっくすじゅうす的生活

生活の中の「好き!」を集めて、ミキサーに入れて作ったみっくすじゅうす。
今日もいいことあるかもね!

自分らしさの次に

2016-12-13 09:51:43 | 言葉


おはようございます♪
今日は雨ですね。
少しだけ静かな時間。
私が唯一作れるケーキ
バナナケーキをオーブンで焼きながら…

先日図書館で借りた本

「風が笑えば」俵 万智 著 
       奥宮 誠次 写真

写真、短歌、文章の本

その一節に

短歌を始めたころは、自分を短歌で表現したいと思った。
その気持ちの底には、自分がたいした者であるという期待を含めた自負が潜んでいる。

しかし、あるときから、自分はたいしたもんではないと思うようになり、
そのたいしたもんでもない自分を、わざわざ表現してどうするねん、という気持ちが湧いてくる。

自分は何ができるかではなく、短歌には何ができるか、ということ。それをたいしたことのない自分なりに、やってみたい。人生の秋の考えかた、かもしれない。


そうやっていくと、結局は自分の歌は自分の歌なんだな~と感じるとのこと。

それが自分らしさを追い求める、次のステージなのかもしれない。


私も今の歳は人生の秋

人生の夏の頃は、自分にしかできないことがあるはずと、やみくもに探し続けてきた。動き続けてきた。たくさんの人に出会い、刺激をもらい、上を目指して走り続けていた。


人生の秋になり、スピードをグッと緩めて、立ち止まったり、しゃがんだり、ゆっくり歩き始めた。
今まで見えなかったものが、たくさん見えてきて、身近な世界が輝きだした。


自分には何ができるかではなく、
自分の少しだけ得意なツールを使って

二胡で何ができるのか
写真で何ができるのか
詩で何ができるのか
文章で何ができるのか

読み聞かせ、朗読、文字、言葉、絵、色、色々色々

これからはそこを見つめていけばいい
そんなことを気づかせてもらった

続けること、楽しむこと
伝えること、味わうこと
自分と向き合うこと

自分の心のおもむくままに


自分らしさのその先に
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | 12月のお茶会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿