「私たちには涙は似合わない」
四日市市文化会館です。
幸せは不幸の顔をしてやってくる
そんな言葉を聞いたことがあるが
とんでもないことが
結果オーライに繋がることもある
まるで飼い主が横を向いた瞬間に
鳥籠から飛び出すみたいに
このままではいけないと
自分で逃げ出すことができるなら
自分で自分を守ることができるなら
強く生きる力を持っているということ
どんな悲しみも
どんな寂しさも
どんな幸せも
私たちには涙は似合わない
笑っちゃえ
笑っちゃえ
そして
すべてはうまくいく
必ず
すべてはうまくいく
(晶子)
長文です。すみません。
一昨日の夜、いきなり電話がかかってきた。
電話に出たのは夫。驚いて謝っている?
また息子が事故でもしたんだろうか?
電話を切って、びっくり!
精神疾患で入院中の娘が、病院を抜け出し、知らない家に飛び込み、電話を借りてかけてきたのだ。
病院でコロナにかかり隔離期間中だった。でも、一般的な隔離期間よりも長く隔離され、しかもその隔離の仕方に問題があった。
それに耐えきれなくなって、窓から逃げ出した。
裸足で走って走って、でもすぐに家に走って帰るのは無理だとすぐに悟り、近所の家に電話を借りに飛び込んだ。
そこがとてもとても親切な人で、汚れた足を洗ってくれて、あったかいココアを入れてくれて、夫が迎えにいくまで見守っていてくれた。
そして、迎えに来た夫に、あまり怒らないであげてほしいと伝えた。
なんて!なんて!いい人!
その間に私は病院に連絡。
それが逃げ出したことにまだ気づいていなかったという。おかげで警察沙汰にならずにすんだ。
急遽外泊扱いにしてくれることになり、数日家で過ごせることになった。
家に帰ってきた娘の第一声。
「おかさんに会いたくて逃げ出してきたんだよ」「ハグして〜〜」と。
もちろん、ギュ~~とハグ。
翌日、病院の責任者の先生が、薬を届けがてら、謝罪しに来てくれた。
「気づいてあげられなくてごめんね。」
と、娘にも謝ってくれた。
娘も勝手なことをしてごめんなさいと謝る。
今後のことはまた主治医の先生と相談することになった。
大胆なことをしてしまった娘ではあるが、このままでは自分はおかしくなると危機感をもって逃げ出すことができた娘に、よくやった!と言ってしまった。
ただ、コロナになるまでは、スタッフの人たちはみな優しく、食事も美味しく、楽しく生活できていたとのこと。
病気の症状もびっくりするほど良くなっていた。
心配であった、この先の娘の明るい未来が見えてきたことに、やっと安心できた。
昨日は、面会に行きたいと言ってくれていた人たちに何人か逢うことができた。
ちょうど、私と娘も参加させてもらった書の教室の作品展も見に行くことができた。
娘は幸せだ!幸せだ!と今死んでもいいくらい幸せだと言っていた。
いやいや死んだらあかん!あかん!
私も自分の味方である娘がそばにいることの安心感、楽しさを実感。
本当に家に帰って来る日を待とうと思う。
きっとすべての出来事は偶然ではなく、ちょうどのタイミングでやってくる。
そして、すべてはうまくいくようにできている。そう信じている。
タイトルの言葉は、娘の言葉。
辛いことがあっても、心配なことがあっても、幸せすぎても、泣くということは私たちには似合わない😁笑い飛ばしてしまえ!
ちなみに、書の作品展はこれ。
明日、日曜日まで開催。
四日市市文化会館です。
よろしければお出かけください🎵
長文におつきあいいただき、ありがとうございました!
今日も元気にがんばろう!
素敵な一日になりますように🍀