「深くなること」
季節の花って
昔は
春は桜、チューリップ、タンポポくらいだった
気づいていたのは
知っていたのは
夏はひまわり、朝顔
秋はコスモス
それが少しずつ少しずつ
増えていく
歳を重ねるたびに
増えていく増えていく
梅 木蓮 桜 しだれ 八重
クリスマスローズ レンゲ草
藤 シャガ 薔薇 ネモフィラ 紫陽花
アガパンサス ノウゼンカズラ
ひまわり 朝顔 彼岸花
コスモス…
まだまだまだまだ
いっぱいいっぱい覚えた
野草、山野草も加わっていく
昨日は桐の花も見つけた
こんなところに咲いていたんだ
気がつくものが増え
季節を感じるものが増え
名前を覚え 場所を見つけ
花言葉や名前のいわれを調べたり
深くなることって
こういうこと
深くなることって
楽しくなること
まだまだ気づいていないもの
いっぱいあるだろうな
まだまだまだまだ
増えていく
もうすぐツバナが咲くよ
もうすぐ二ゲラが咲くよ
(晶子)
これはシラーという花。
毎年毎年、少しずつ覚えていく。
どんどん増えていく。
歳を重ねる楽しみとは、こういうことなのかな。
同じ風景の中に、気づいていなかったものに、その存在に気づき、名前を覚え、見えるものが増えていく。
山の名前も覚えていく。
ただの山だけでなく、鈴鹿山脈とだけでなく、あれは入道ヶ岳、鎌ヶ岳、御在所…
雑草とだけでなく、ツバナ、コメツブソウ、コバンソウ…
実はあちこちに生えていたシャガ
背高のっぽの皇帝ダリア
覚えていくと、おもしろい。
これがだんだん深くなることってことかなと思った。
季節を味わい深くする。
お庭の二ゲラ
もうすぐもうすぐ開花です♪
今日も素敵な一日になりますように♪