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ミツフィー☆友の会

          パン焼いてます

マイブルーベリーナイツ

2008-04-16 | 映画


宣言どおり「マイブルーベリーナイツ」を観にいきました。

観終わってエンドロールの「ウォンカーウァイ」の文字を見るまで
彼の映画ってことすっかり忘れてました。
だからこの映画観たかったのに・・・私やばいかも(笑)

そういわれてみればまさに彼の映画でした。
映像がとてもリアルでやさしい感じがまさにそう。

あのすっごくいい感じのめっちゃかわいいカジノの女の子が
ナタリーポートマンだったなんて!
あまりに雰囲気が違ってて全然わかりませんでした。
アクセ使いや洋服、めっちゃかわいかったな。

主演のノラジョーンズは歌姫だけあって、やっぱ声がいいね。
とても自然な演技がなかなかいい感じでした。
久々に彼女のアルバム聴きたくなりました。

女性陣がとってもよかったのに、ジュードロウがなぁ・・・
あの役ちょっとどうなんだろ。
もっと少年っぽい雰囲気の人のがよかったような。

しかし、なんだろうねこの感じ。
とってもせつないんだけど
ふわっとしていてなんかやさしい気持ちになる映画でした。
音楽もめちゃいい!

観終わった直後より今のがじわじわきてます。

ドリームガールズ

2007-03-21 | 映画
ドリームガールズを観に行ってきました。
何の予習もせず見たのですが、すごく気持ちのいい映画でした。
歌声がパワフルで、まるで彼女たちのステージを観に来ているような
そんな錯覚をおこすくらいでした。
これは絶対劇場でみるべし!
って言っても、もう終わっちゃうんですよね。

最優秀助演女優賞をとったジェニファーハドソンの歌唱力はすごいです!
アレサフランクリンを思わせるパワフルな歌声はソウルそのものね!
吹き飛ばされるんじゃないかって思いました。

それにしてもビヨンセの美しいこと!!!
今まで私はこの人に全く興味なかったんだけど
いや~見直しました。
スターになる前の姿は素顔に近くとってもかわいい女の子で
こんなビヨンセもあるんだぁって思ったけど
売れるにつれて本来の大物っぷりを発揮していくんです。
ビヨンセの美貌、容姿、歌声、すべてが魅力的ですごいカリスマ性を感じました。

あと、エディーマーフィーね
コメディアンのイメージが強いから最初は違和感あったんですが
結構歌える人でびっくりしました。
多彩ですねぇ。
ジェイミーフォックスもレイチャールズを演じて以来
歌える俳優って印象がつきましたが
今回は歌はちょっとで嫌な計算高いマネージャーに扮してました。


昔、音楽のルーツをたどって60年代や70年代の頃の音楽をいろいろと聴いて
アレサフランクリン、スティービーワンダー、ジャクソンファイブ、
シュープリームスなど、すごく衝撃を受けた記憶があります。
リアルタイムに聴いていたわけではないので
こんな感じだったのかぁってすごく楽しく観れました。
そう、このビヨンセったらダイアナロスにそっくりでしたね。


この映画、とても前向きな気持ちになるし
それぞれの旅立ちでもある終わり方は、
卒業シーズンも絡んで冬から春に向けて気持ちを切り替える時期に
ぴったりだなって思いました。

マリーアントワネット

2007-02-28 | 映画
映画『マリーアントワネット』をやっと観にいってきました。

これはマリーアントワネットの歴史映画というより
ソフィアコッポラのマリーアントワネットです。

贅沢三昧で優雅な生活を楽しんで民衆の反感を買い最終的に死刑になってしまう
マリーアントワネットの話にはかわりはないのですが
そうゆうところはあまり深くは描かれず
語り継がれた相当な悪い女のイメージはあまり受けませんでした。

それはこの映画の世界がソフィアコッポラならではの
女の子のハートをわしづかみしてしまう程なんともたまらなくキュートな
世界が広がっていたからだと思います。
だって、ドレスもヘアスタイルも帽子も靴も
なにもかも細部に渡って凝りに凝っていて本当にかわいいんですから!
一度くらいはあんなの着てみたいなー
なんて夢見る少女のような気持ちにさせてしまう演出。
豪華なベルサイユ宮殿であのすごい衣装で本当に生活していたのかと思うと
今の私たちの生活からはあまりにかけ離れすぎて意味がわかりませんが
その現実離れしたゴージャスさが逆にとても気持ちよく
幸せな気分にさせてくれました。

また、マリーアントワネット演じるキルスティン・ダンストってのが
とてもよかったと思います。
決してそれほどの美人ではないしちょっと薄めの顔立ちなんだけど
その場面場面によって表情とか雰囲気が全然違って見えて
とっても自然体でのびのびと演じている姿がとにかくキュートで
ソフィアの世界にぴったりな女優だなって思いました。
これを超美人な女優がやったらこの世界は作り出せなかったんじゃないかな。
あれですよ、キムタクがどれを演じてもみーんなキムタクになってしまうのと同じです。

あと、音楽の使い方がやっぱりソフィアなんです。
普通の映画ならオーケストラの演奏がかかりそうな所を
ロックだったりするんですよ。

とにかくポップでカラフルでとても軽い感じに仕上げた
ソフィアコッポラの現代版マリーアントワネット。
こんな世界を味わうのもなかなかです。