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ようこそ。ソウルに住んでいて日本語のお勉強が楽しいヨンです。

もう帰りましょうか。

2005-06-12 | 今の韓国
じゃキョンボックンでの楽しい時間も後もう少しです。

私はキョンフェルからまた「クンジョンジョン」の前に出ました。クンジョンジョンの前は広場みたいな空間があります。



距離感が感じられますか? 両サイドはこんな感じで広場の中央部は





こんな感じです。何かがたくさん立てられてます。これは臣下たちが自分の職位によって立つように作られた印しの石でそれぞれ職位の名称が刻まれてます。中央の階段を基準に右は文臣(ムンシン)が左は武臣(ムシン)が立ったと聞きました。(は、反対かもです。) ちなみにここら辺の表面の石がぼこぼこなのは光があまりまぶしいのを塞ぐためだそうです。想像してみてください。王家の儀式なんかがあった時、たぶんめちゃくちゃ長かったでしょう。光があまりまぶしいと目が痛くなるからわざとぼこぼこにして光を乱反射させたそうです。ま、長く立たなきゃいけなかった人のための気遣いでしょうかね。


光に関してもう一つ!これは何でしょうか。




こんな広場に鎖だなんて。似合わないなぁと最初見たときは思ったのですが当時にちゃんとあったものだと聞きました。いったい何なんでしょう。





光を避けるために「遮陽・チャヤン」(日本語で何と言えばいいのかが分かりません。韓国語では「遮陽」と言いますが大きい布を竿で支えて出来上がり。みたいな感じのものです。説明下手ですね。)を張るためのものだそうです。昔でも夏の日差しはたぶん暑かったでしょうね。ちなみに衣装も短パンって訳にはいかなかっただろうし。


で、もうそろそろ帰ろうと思ってクンジョンジョンの門を通って外へ出たら




あらあら、カッコいいにいさんたち何をしてる?と思っちゃいました。
12時ぐらいにいつもやってるみたいなんですが「守門将交代儀式」が行われていたんです。イギリスのバッキンガムのあれと似てるやつだと思ったらいいです。





男の人は体験も出来るそうです。受付していたし。あ、そうそう。後ろで日本の関西からいらした夫婦さんの会話をたまたま聞いたのですがおばあさんが「あれ、映画の撮影とちゃう?」でおじいさんが「ほんまやな」… みたいな会話が続いて。

思わずまた微笑んでしまいました!盗み聞きしてしまってごめんなさい!でも私もいつかあんな風に年取っても旦那さんと旅行できたらと思ってうらやましかったです。




もう時間がなかったんで帰ろうと思って地下鉄に乗りました。キョンボックンの中で駅があるのでなかなか便利です。キョンボックンは今複願工事が続いていましてまだ完璧な状態ではありません。でも友達とお弁当作ってピクニック行くにぴったりな場所でもありまして私は大好きな場所です。いつ行ってもほっと出来て落ち着けるしまるでタイムスリップした感じも好きです。


もちろん行ってみたことがある方もまだ行ってない方もいるでしょうけどじっくり時間をかけてキョンボックンを歩いてみるのはどうですか。あまり早足だと本当のこと感じられないまま帰ってしまうかもしれませんから。今日まで一緒にキョンボックン、付き合ってくださってありがとうございました。またどこかへ遊びに行きましょうね!