M's World

食と酒にまつわるエトセトラ

坂東英二

2010年11月22日 | グルメ

坂東英二

不意に最高においしい「ゆでたまご」を食べてみたくなりました。

私の“最高においしいゆでたまご”とは、

①黄身は美しい黄色。しっとり、モサモサしない
②白身はツヤツヤで弾力がある
③そして優しい匂い

ゆでたまご…これはタンパク質の熱変性の問題です。
ポイントは熱伝導率の違う白身と黄身をバランスよく加熱することです。さらに加熱しすぎると硫黄臭が出てきてしまいます。 (元々理系なもので

さて実験開始です

準備:
卵は冷蔵庫から取り出し、室温に戻します。新鮮な卵より日数の経った卵のほうが良いのは、白身の中に含まれる炭酸ガスの含有量が低く、ゆで上がりの食感がしっとりするからです。

ゆで方:
たっぷりの水に卵を入れ、水から中火で加熱します。ゆっくりと温度上昇させることで、白身と黄身の急激な温度変化を避けます。 沸騰した状態で7分キープします。

ゆで終わりの処理:
ゆで時間が過ぎたら流水で冷やし加熱を止めます。これにより白身の中にある硫化水素成分が黄身に入り込んで変色することを防ぎます。

その結果は

大分の「梅塩」でいただきました。
まぁ普通ですね。

黄身が中心にこなかったこと、若干白身が柔らかかったこと、皮がツルっと剥けなかったことが反省点です

“最高のゆでたまご” まだまだです。

あ~ぁ、暇や

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