goo blog サービス終了のお知らせ 

Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

Vocalise(テルミンとピアノ リモート合奏)

2023-05-17 | テルミン
ラフマニノフの「ヴォカリーズ」をピアノのサワラちゃんと、テルミンの三毛子が、それぞれが自宅で演奏して合わせました。



この曲を弾いていると、遠いところへ連れて行かれ、やがて自分も消えるような感覚を覚えます。 あるいは子守唄のようにも思え、最後のリフレインでは「むかし、むかし」と穏やかに語りかけられているような気がします。

 にどとあえぬもの
 ゆきてかえらぬもの
 あるいは ははのこもりうた


今までにサワラちゃんと一緒に演奏したなかで、インターネットで公開しているもの
Clair de Lune 「月の光」 ドビュッシー [2021.7月 動画付き]
Granen(The Spruce) 「樅ノ木」 シベリウス [2020.9月 動画付き]
Nuovo Cinema Paradiso 「ニュー・シネマ・パラダイス」 [2019.10月 LIVE 動画付き]
I Girasoli 「ひまわり」 [2019.10月 LIVE 動画付き]
Bachianas Brasileiras n゚5 Cantilena 「ブラジル風バッハ第5番」のアリア [2019.1月 LIVE 動画付き]
サワラちゃんのYouTubeチャンネルはこちら

[てるみんるーむを開く]


The Last Emperor ラストエンペラー(テルミンのみ)

2023-04-07 | テルミン


1988年の映画『ラストエンペラー』のテーマ、エンドロールで流れた曲です。
作曲者の坂本龍一さんはこの曲を機に「世界の坂本」と呼ばれるようになり、活動拠点をニューヨークに移されたのでした。
世界中のみなさんと同様に、わたしも好きな曲がたくさんあり、テルミンでもたくさんカヴァーしてきました。 この曲は二胡と合奏したいと思い続けてきましたが、まだ実現していません。
とても悲しく残念なことに、坂本龍一さんは2023年3月28日にこの世を去られました。 その訃報に触れて、急きょメロディをテルミンだけで何度も弾いて、重ねて作りました。 伴奏も作っておらず、ラフですが、弾かずにはいられませんでした。

[てるみんるーむを開く]


花紀行(テルミン)

2023-04-02 | テルミン
ユーミンの荒井由実さん時代の名曲です。 メロディをEtherwaveで、間奏をClaravox Centennialで弾きました。



金沢の桜の名所である浅野川のほとりで作られた曲だそうですが、この動画の映像はわたしが今年(2023年)の春にご近所で撮った桜たちです。

原曲のイメージを損なわないよう、なるべく忠実にカヴァーしました。 ピアノは本当はRhodesなのですが、手持ちの音源にはなかったのでCP80の音を元に作りました。
散りゆく桜の哀愁を歌っていると感じていたのですが、つぶさに聴き直してみると後半でベースが跳ねているのに気が付きました。 案外楽し気だったんだんですね、少なくとも細野さんはスキップするような気持ちで弾いていたのかも。

[てるみんるーむを開く]


山本準のオーケストラ曲『ディガンマ~オーケストラのための』の初演(サントリーホール 大ホールにて)の動画が公開されました

2023-02-26 | いろいろ
去る2022年11月2日に開催されたました、愛知室内オーケストラとオーケストラ・プロジェクトの協力による特別演奏会(サントリー大ホール)における、山下一史指揮、愛知室内オーケストラによる、山本準『ディガンマ~オーケストラのための』(初演)の動画が公開されました。


お越しいただいた観客の皆様はじめ、演奏のマエストロ山下一史先生、愛知室内オーケストラの皆様、スタッフの皆様に御礼申し上げます。

山本準オフィシャルサイト
https://jun-yamamoto.wixsite.com/jun-yamamoto
YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/JunYamamoto-music

[てるみんるーむを開く]


沙羅頌/交声曲「涅槃」より (テルミン)

2023-02-21 | テルミン
大中恩:混声合唱のためのカンタータ(交声曲)「涅槃」より、第五章の沙羅頌をテルミンで弾きました。



「涅槃」は浄土真宗の蓮光寺の住職の森正隆先生が指揮されていたコール・ルンビニーという合唱団のための委嘱作です。 森先生の詩にクリスチャンである大中先生が曲を書かれた全十章からなる荘厳な合唱曲です。
わたしはほんの数年ですが、このコール・ルンビニーに所属して「涅槃」の全曲を演奏会で唄うという経験をしました。 この沙羅頌はいちばん好きだった第五章で、お釈迦様が最後の旅で、故郷に近いクシナーラのの沙羅双樹の木の間の床でとうとう横になられてしまった場面です。

ソプラノ・アルト・テノールは柔らかい音色のEtherwaveで、バスの低い声を出すのには オクターブが変えられる Claravox Centennial が役に立ってくれました。 Claravox には追加でソプラノの1オクターブ上を舞わせて天上感を出してみました。

 時は近づきぬ
 蒼き月かげ満ちて 星は澄めり
 樹の間のもれび ゆらぎ
 沙羅双樹 声もなし
 大御聖 今ここに 臥し給いぬ

[てるみんるーむを開く]