夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『阪神タイガース THE MOVIE 猛虎神話集』

2020年03月05日 | 映画(は行)
『阪神タイガース THE MOVIE 猛虎神話集』
監督:石橋英夫
ナビゲーション:掛布雅之
ナレーション:石坂浩二
 
阪神タイガースの創設85周年を記念して製作された、
球団初の公式ドキュメンタリーですと。
年間予約席を持つ身としては、そりゃまぁ観に行かねばなるまい。
TOHOシネマズ伊丹にて。
 
割引のある日に観に行こうとしたら、いつ行こうが割引なしって、どんな強気。
レディースデーの割引もレイトショーの割引もなしなんて。
1,900円払って観に来ている客は当然阪神ファンでしょう。
 
ナビゲーターは顔ぱっつんぱっつんに膨らんでいる掛布雅之。
ナレーションを石坂浩二が担当し、
あとは阪神ファンで知られる有名人たちが出演。
千秋はちょこっと出るだけですが、
松村邦洋は掛布と対談、佐藤隆太が若手選手へのインタビュアーを務めています。
 
1985年のバース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発に始まり、
取り上げられる「ネタ」は、1973年の江夏豊による史上初の延長ノーヒットノーラン、
そして自分でサヨナラホームラン打っちゃったというやつ。
名ショート特集にちゃんと鳥谷が入っているのが嬉しい。
鳥谷に関しては、2000本安打を放ったシーンもしっかり。
阪神で2000本安打を達成したのは藤田平と鳥ちゃんだけ、
そして甲子園でそれを達成したのは鳥ちゃんだけですからね。
 
掛布と対談するのは、江夏、田淵。
佐藤隆太は大山と近本にインタビューしています。
江夏と掛布の時代は大きく取り上げられているけれど、
その次に取り上げられているのは最近のことで、あいだはわりとざっくり。
すっぽり抜けていると言ってもよさそう。
矢野タイガースが映る時間は結構長い。
北條とか木浪なんてこんな映画でいっぱい映るほどの活躍か!?
 
エンディングには“六甲おろし”が流れます。
客が多ければみんなで歌うことでしょう。
 
ビミョーな感じですが、これはこれで楽しかったです。
鳥ちゃんの扱いがテキトーではなかったことだけでも良しとします。
 
コロナウイルスにあっちもこっちも揺れる。
高校野球もプロ野球もどうなるのかなぁ。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ナイブズ・アウト/名探偵... | トップ | 『影裏』 »

映画(は行)」カテゴリの最新記事