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『劇場版 ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』

2024年03月03日 | 映画(は行)
『劇場版 ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
監督:満仲勧
出演:村瀬歩,石川界人,梶裕貴,中村悠一,内山昂輝,神谷浩史,江川央生,中博史,福田信昭他
 
日曜日、北新地昼呑みして酔っぱらったというのに、性懲りもなくTOHOシネマズ梅田へ。
飲んで映画を観に行ったら寝ることがわかっているというのに。
最初の5分、面白そうで、これは寝ずに最後まで行けるかと思ったときにはもう寝ていました。
そのままほとんど目を覚ますことなく、気づけばエンドロール直前。
たぶん最高に感動するシーンだったと思うけれど、まったく話がわからない。
 
月曜日、リベンジのため109シネマズ箕面へ。素面(しらふ)だもの、大丈夫。
 
ちなみに両劇場共に貯まったポイントで入場しました。
タダだからええやんと思ったらアカン。
だって6ポイント貯めるためには(定価で観ていないとしても)平均1,400円×6本=8,400円費やしている。
それが2劇場分だから、本作1本に16,800円つぎ込んでいることになりませんかね(泣)。
 
リベンジしてみたら、前日はオープニングのタイトルが表示される前にすでに寝ていたことが判明しました。
数分しか起きていなかったっちゅうことです。ごめんなさい。
 
はい、本作に関しても原作未読、TVアニメ版も一度も観たことなし。
男子バレーボールの話だということしか知りません。
 
おそらく“ガールズ&パンツァー”のように、いろんな高校が出てくるのでしょう。
この劇場版は、烏野高校と音駒高校の対戦を描いたもの。
鑑賞後に知りましたが、烏野は宮城県の高校で、音駒は東京都の高校らしい。
烏野は「からすの」と読めるとして、音駒が「ねこま」というのも観てから知ったこと。
 
いや~、細かいことは何ひとつ知らないけれど、単純に面白かった。
“スラムダンク”ほどには選手それぞれの日常や背景が描かれることはなく、試合のシーンで占められています。
その試合が面白いのですよね。
 
本作でメインとなっているのは烏野の日向翔陽と音駒の孤爪研磨。
 
少し触れられる小学生時代の話によれば、もともと研磨はバレーボールをする気などなかった。
けれど、友だちになった黒尾鉄朗に誘われて、おまえは覚えがはやい、賢いとおだてられ、
チームの「参謀」になれと言われて、参謀ってカッコイイじゃんとバレーをすることに。
実際、彼はめちゃめちゃ賢くて、対戦相手をつぶさに分析。
彼に従えば勝てることが多いから、チームメイトは絶大なる信頼を置いているようです。
 
ただ、研磨は勝っても負けてもわりとどうでもいい。負けても悔しいと思わない。
バレーが嫌いなわけではないけれど、特に好きってわけでもなくて、
自分の分析がなければチームがそこそこ困るから辞めずにいるだけらしい。
 
そんな研磨にやる気のない「別に」以外の感想を言わせてみたいのが翔陽。
熱戦の途中、汗みどろになって床に滑り込んだ研磨が「面白い」とつぶやくシーンは感動すらおぼえます。
試合終了時には拍手したくなりました。これ、応援上映なんかしたら盛り上がるだろうなぁ。
 
前日に梅田ではもらえなかった入場者特典が箕面にはまだあったようで、ちゃんともらえました。
こういう特典って、全国で何万人に進呈とかになっていますが、
都会の劇場では早々になくなっても、客が少なそうな劇場へ行けば残っている場合があるってことですね。
 
楽しかった!

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