『ヘレディタリー/継承』(原題:Hereditary)
監督:アリ・アスター
出演:トニ・コレット,アレックス・ウォルフ,ミリー・シャピロ,
アン・ダウド,ガブリエル・バーン他
TOHOシネマズ西宮にて。
もともとホラーが苦手だったのに、恐怖に対する感覚が鈍くなってきているのか、
最近は好奇心のほうが勝って、ついつい観に行ってしまいます。
今年も『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』(2018)を観たり、
『インサイド』(2016)を観たり、『クワイエット・プレイス』(2018)も当然観ました。
そういえば去年は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)を2回観ました。
1回目の鑑賞中に劇場が停電に見舞われ、ちょっとビビった思い出も。
ここ5年ぐらいに観たホラーで印象に残っている作品を思いつくままに公開順に挙げると、
『キャビン』(2011)、『サプライズ』(2011)、
『ドント・ブリーズ』(2016)、『哭声/コクソン』(2016)、
『ウィッチ』(2015)、『ゲット・アウト』(2017)あたりでしょうか。
2013年以前はまだまだ怖くて、ホラーにはそんなに手を出していなかったはずです。
『スケルトン・キー』(2005)だけはどうにも気になり、
日本では劇場未公開だったこともあって、DVDをレンタルして観た記憶が。
で、本作は、直近50年で最も怖い映画との評判です。
なんぼホラーに慣れてきたといっても、そんな評判のヤツに耐えられるのか、私。
ずいぶん悩んだのですが、やはり好奇心には勝てない。
晩に観るのはさすがに怖いので、「映画の日」の朝イチに観ました。
ドキドキします。しらふでは耐えられないかと思い、
朝9時前からお酒を飲んで鑑賞に臨んだ私を許してください。
でも寝られんかった(笑)。
グラハム家は、夫スティーブ、妻アニー、息子ピーター、娘チャーリーの4人家族。
数日前にアニーの母エレンが亡くなったばかりで、葬儀が営まれる。
長年グラハム家を支配してきたエレンの死に、アニーは悲しめずにいるが、
おばあちゃんっ子だった13歳のチャーリーは心を痛めている様子。
ある日、高校生のピーターが同級生に誘われてパーティーに行くと言う。
夜間の外出と車の使用の許可を求めるピーターに、
アニーはチャーリーも連れて行くならという条件で認める。
パーティー会場で同級生らと楽しむピーター。
居場所のないチャーリーがケーキを食べたところ、それにはナッツが入っていた。
ナッツにアレルギーを持つチャーリーは呼吸困難に陥る。
ピーターは慌ててチャーリーを車に乗せ、病院に運ぼうとするが……。
ホラーの中でも特に、宗教が絡むスプラッタ系が苦手なので、
これは私が怖がるホラーど真ん中。
ウィキペディアにあらすじがすべて載っています。
怖かったので、それを全部読んでから行きました(笑)。
そのおかげで次に何が起こるかわかっている。
いろいろと凄惨なシーンが飛び出すわけですが、覚悟ができているから驚かない。
結果、これが50年でいちばん怖い作品なのかと拍子抜けするぐらい、大丈夫でした。
でもこれ、あらすじを知らずに観に行っていたら、
おそらく私は立ち直れないぐらい怖がっていたと思います。
大丈夫やんと思ったのに、ラスト近くのワイヤーぎりぎり(観た人はわかる(笑))のシーンは、
夜になったら頭の中に甦ってきましたからね。
アニー役のトニ・コレット、迫真すぎ。
彼女主演の作品がもう1本、同じ日に公開されたのですけれど、
本作を観てしまったら、もう1本のほうはコメディにもかかわらず、
あの顔を思い出して笑えない気がします。
オーストラリアでは『ピーターラビット』(2018)の上映前に誤って本作の予告編が流されてしまい、
家族連れの客が騒然となったという笑い話も。笑い話じゃないか。(^^;
アリ・アスター監督、これがデビュー作品ですって。凄すぎる。
監督:アリ・アスター
出演:トニ・コレット,アレックス・ウォルフ,ミリー・シャピロ,
アン・ダウド,ガブリエル・バーン他
TOHOシネマズ西宮にて。
もともとホラーが苦手だったのに、恐怖に対する感覚が鈍くなってきているのか、
最近は好奇心のほうが勝って、ついつい観に行ってしまいます。
今年も『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』(2018)を観たり、
『インサイド』(2016)を観たり、『クワイエット・プレイス』(2018)も当然観ました。
そういえば去年は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)を2回観ました。
1回目の鑑賞中に劇場が停電に見舞われ、ちょっとビビった思い出も。
ここ5年ぐらいに観たホラーで印象に残っている作品を思いつくままに公開順に挙げると、
『キャビン』(2011)、『サプライズ』(2011)、
『ドント・ブリーズ』(2016)、『哭声/コクソン』(2016)、
『ウィッチ』(2015)、『ゲット・アウト』(2017)あたりでしょうか。
2013年以前はまだまだ怖くて、ホラーにはそんなに手を出していなかったはずです。
『スケルトン・キー』(2005)だけはどうにも気になり、
日本では劇場未公開だったこともあって、DVDをレンタルして観た記憶が。
で、本作は、直近50年で最も怖い映画との評判です。
なんぼホラーに慣れてきたといっても、そんな評判のヤツに耐えられるのか、私。
ずいぶん悩んだのですが、やはり好奇心には勝てない。
晩に観るのはさすがに怖いので、「映画の日」の朝イチに観ました。
ドキドキします。しらふでは耐えられないかと思い、
朝9時前からお酒を飲んで鑑賞に臨んだ私を許してください。
でも寝られんかった(笑)。
グラハム家は、夫スティーブ、妻アニー、息子ピーター、娘チャーリーの4人家族。
数日前にアニーの母エレンが亡くなったばかりで、葬儀が営まれる。
長年グラハム家を支配してきたエレンの死に、アニーは悲しめずにいるが、
おばあちゃんっ子だった13歳のチャーリーは心を痛めている様子。
ある日、高校生のピーターが同級生に誘われてパーティーに行くと言う。
夜間の外出と車の使用の許可を求めるピーターに、
アニーはチャーリーも連れて行くならという条件で認める。
パーティー会場で同級生らと楽しむピーター。
居場所のないチャーリーがケーキを食べたところ、それにはナッツが入っていた。
ナッツにアレルギーを持つチャーリーは呼吸困難に陥る。
ピーターは慌ててチャーリーを車に乗せ、病院に運ぼうとするが……。
ホラーの中でも特に、宗教が絡むスプラッタ系が苦手なので、
これは私が怖がるホラーど真ん中。
ウィキペディアにあらすじがすべて載っています。
怖かったので、それを全部読んでから行きました(笑)。
そのおかげで次に何が起こるかわかっている。
いろいろと凄惨なシーンが飛び出すわけですが、覚悟ができているから驚かない。
結果、これが50年でいちばん怖い作品なのかと拍子抜けするぐらい、大丈夫でした。
でもこれ、あらすじを知らずに観に行っていたら、
おそらく私は立ち直れないぐらい怖がっていたと思います。
大丈夫やんと思ったのに、ラスト近くのワイヤーぎりぎり(観た人はわかる(笑))のシーンは、
夜になったら頭の中に甦ってきましたからね。
アニー役のトニ・コレット、迫真すぎ。
彼女主演の作品がもう1本、同じ日に公開されたのですけれど、
本作を観てしまったら、もう1本のほうはコメディにもかかわらず、
あの顔を思い出して笑えない気がします。
オーストラリアでは『ピーターラビット』(2018)の上映前に誤って本作の予告編が流されてしまい、
家族連れの客が騒然となったという笑い話も。笑い話じゃないか。(^^;
アリ・アスター監督、これがデビュー作品ですって。凄すぎる。