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『香港画』

2021年02月03日 | 映画(は行)
『香港画』
監督:堀井威久麿
 
TOHOシネマズ梅田で『おとなの事情 スマホをのぞいたら』を観た後、
阪急大阪梅田駅3階改札内のワインバルで1杯飲み、十三へ移動。
第七藝術劇場で本作を鑑賞。
 
2019年10月、仕事でたまたま香港に滞在していた堀井威久麿監督が、
民主化のデモ隊に遭遇して撮影することになった作品なのだそうです。
 
30分を切る短い作品ですが、凄まじいデモの様子が映し出されます。
上映後には堀井監督とプロデューサーの前田穂高氏のトーク映像もあります。
 
堀井監督は、デモに若年層が多いことに驚き、
彼らが何を考えているのか聞きたいと思ったとのこと。
生の声を聞かせてくれる人にインタビューしています。
 
暴力に走る若者の中には、本当に民主化を謳っているのか、
単に破壊行動をしたいだけなのか疑いたくなる者もいます。
でも、大半は過激な思想を持つ若者ではなく、とても「普通」の若者。
彼らが「黙っていてはいけないと思った」と言う。
 
デモの様子にも愕然としましたが、それと共に映る香港の街並みを見ていたら、
なぜか胸が押しつぶされそうになりました。
 
香港はどうなるのか。周庭さんのことが気になって仕方ありません。

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