夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

カンヌです。

2004年05月25日 | 映画(番外編:小ネタいろいろ)
カンヌ国際映画祭で演技初体験の日本人少年が主演男優賞に輝き、
国内外から取材依頼が殺到しているそうな。
「柳楽優弥」って、カッコイイ名前だし、画数多いし、
有名になるべくしてついたような名前やなぁ。

……そういう私の名前は結婚前も後も
「姓名通して小学生でも書ける」のがウリのいたってシンプルな名前です。

ところで、その彼が出演した『誰も知らない』は是枝裕和監督の作品。
天国の入り口にある施設で、自分の人生でいちばんの思い出を選んでビデオにするという、
『ワンダフルライフ』(1999)の監督さんです。

そして、最高賞であるパルムドールを受賞したのはマイケル・ムーア監督の『華氏911』。
『ボウリング・フォー・コロンバイン』(2002)で
アカデミー賞の最優秀ドキュメンタリー賞を受賞し、「ブッシュよ、恥を知れ!」と叫んだあのお方です。
今回の作品はまたまたブッシュを批判しているため、ディズニーが配給を拒否してます。
ミラマックスが配給する予定だったのですが、ミラマックスはディズニーの傘下にいるせいで、
ディズニーが「アカン」と言うたものは配給できない決まりが。
マニアックな作品を多数この世に送り出してきたミラマックスですが、
親のディズニーの言うことは聞かないとしゃあないのですね。
そら、ビンラディンの映画をディズニーが配給するのはあまりにイメージがちがいすぎるか。

ここでディズニーがミラマックスに「配給してもええよ」と言えば、
ディズニー、すごい!と言いたいところですが、やっぱりイメージって大事?
どうやらよその会社に権利を売ることになりそうです。

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