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『おとなの恋は、まわり道』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の3本目@梅田)

2018年12月14日 | 映画(あ行)
『おとなの恋は、まわり道』(原題:Destination Wedding)
監督:ヴィクター・レヴィン
出演:キアヌ・リーヴス,ウィノナ・ライダー他

さまざまな映画情報やレビューサイトを見ると、主演ふたりの役名が入れ違っている。
どうでもいいっちゃいいのですけれど、ほとんどふたりだけの会話劇なのに、
その名前を間違うなんて、なんかやる気ないみたいに思えません?
もしや公式サイトも間違っているのだろうかと見に行ったら、さすがにそれは無し。
ちょっと安心しました。

フランク(キアヌ・リーヴス)とリンジー(ウィノナ・ライダー)は
それぞれ兄弟と元カレから結婚式に招待され、
どちらも気乗りしないまま式場のあるリゾート地へと向かう。

空港で出会ったときはまさか同じ結婚式の参列者だとは思わず、
お互いの態度にいちゃもんをつけ合って最悪。
しかし新郎新婦が何かを謀っているのか、
飛行機に乗るとフランクとリンジーは隣の席。
ホテルに着けば間仕切りほぼ一枚の隣の部屋が用意され、どうしたものか。

どこへ行こうが顔を合わせてしまうはめになり、
双方毒舌を止められず、延々と意見を戦わせることになるのだが……。

おおむね退屈です。途中、しばし寝ましたから。
ふたりとも相当な変人で、特にフランクは妙な癖まである。
実際にこんな人がいたら、いくらイケメンでも遠慮したい。

ふたりのベッドでの会話をかわいいと見る向きもありましょうが、
洒落ているとも楽しいとも思えなくて、あくびが出ました。

キアヌ・リーヴス、カッコよかったのに。
ウィノナ・ライダー、可愛かったのに。
全盛期のふたりの姿を思い出してなんだかつらくなったのですけれど、
そんなに評判悪くありませんよね。
個人的には会話自体に面白みがまったく見いだせない。
うろ覚えですけれど、会話劇ならば『カンバセーションズ』(2005)のほうがずっと面白かった気がします。

これはもしフリーパスで観ていなかったら、
「ふたりに免じて許すけど、できればお金を返してほしい」ケースかと。
かつてのイケメンや美女が「私たち今もイケてるでしょ?」とやったところで、
相当ぶっ飛んでないと退屈なだけっちゅうことですね。(^^;

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