夜な夜なシネマ

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『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』

2003年08月06日 | 映画(は行)
『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』(原題:Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl)
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ,ジェフリー・ラッシュ,オーランド・ブルーム他

カリブ海を航海中の船が、沖を漂流する少年ウィルを救出する。
総督の娘エリザベスはウィルを介抱することに。
彼女はウィルの胸に架けられたドクロマーク入りのメダルから、
彼が海賊の息子であることを知る。
周囲の誰しもが海賊を憎むことを知っていた彼女は、とっさにそのメダルを隠す。

時が経ち、美しく成長したエリザベス。
彼女に想いを寄せるウィルは、同じ町で鍛冶職人として働いている。

ある日、過って城から海に落ちたエリザベスを海賊のジャックが助ける。
しかし、海賊を嫌う城の人びとはジャックの処刑を決める。

ジャックが投獄された夜、海賊船ブラックパール号が町を襲う。
ブラックパール号の船長はバルボッサ。
実は以前の船長はジャックだったのだが、
反乱をおこしたバルボッサがジャックを船から放り出し、
自分が船長の座におさまったのだ。

ジャックを裏切って財宝にありついたバルボッサとブラックパール号の乗組員たち。
しかしその財宝は呪われていた。
その呪いを解くには、かつてウィルの持っていたメダルが必要だったのだ。

バルボッサの狙いがメダルであることを知ったエリザベスは、
メダルと引き換えに町を去るように交渉する。
取り引きに応じたように見えたバルボッサだが、
メダルとともにエリザベスも連れ去ってしまう。

ブラックパール号の砦を唯一知っているはずのジャックにウィルは協力を求める。
こうして、ふたりはブラックパール号を追い始める。

ジェリー・ブラッカイマー製作。
彼のプロデュースした作品といえば、『フラッシュダンス』(1983)に始まり、
『トップガン』(1986)、『ザ・ロック』(1996)、『コン・エアー』(1997)、
『アルマゲドン』(1998)、『パール・ハーバー』(2001)などなど。
カネかけてヒットさせることについては凄腕。

役者陣も達者な人が豊富で、2時間半を飽きることなく見せてくれます。
ジョニー・デップはやっぱりイイ。
いやらしく、でもエエ奴で、どこかマヌケなジャックを
コミカルな演技もまじえて楽しませてくれます。
バルボッサを演じるジェフリー・ラッシュもさすが。
オーランド・ブルームは、美しさでは『ロード・オブ・ザ・リング』(2001)のエルフが上。

ジェリー・ブラッカイマーの作品は、やはり大画面で観ましょう。
『パール・ハーバー』はどっちで観ても腹立つけど。←しつこい?

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