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『アドリフト 41日間の漂流』

2020年06月27日 | 映画(あ行)
『アドリフト 41日間の漂流』(原題:Adrift)
監督:バルタザール・コルマウクル
出演:シェイリーン・ウッドリー,サム・クラフリン他
 
大阪ステーションシティシネマで2本観た後、梅田ブルク7へ移動。
その間10分しかなくて、このハシゴは結構無謀。
本編が始まるまでには入場できたのでセーフです。
 
極限状態に置かれる作品を私はスルーできないらしい。
そりゃいかに無謀なハシゴになろうとも駆けつけますよ。
 
これも実話が基なのだそうで。
エンドロールが回りはじめたとき、最後列で鑑賞していた男性が、
「すげぇ、すげぇ」と小声で連呼していました。確かにすげぇ。
 
1983年10月。
船の仕事に携わりたくてタヒチに渡った24歳の女性タミーは、
世界中を旅する30歳の男性リチャードと出会う。
共に過ごすようになり、これを運命だと感じたふたりは婚約。
 
そんな折、リチャードのもとへある依頼が舞い込む。
それは富裕な夫婦が所有する豪華ヨットをサンディエゴまで届けてほしいというもの。
タヒチからそこまではおよそ6,400キロ。
高額の報酬と帰りのファーストクラスのチケットを保証すると言われ、
タミーのチケットも手配してくれるならばと了承。
リチャードのオマケだとは思われたくないタミーだったが、
豪華ヨットでふたりで航海するせっかくの機会。
 
順調に海を滑り出したふたりだったが、2週間後、巨大ハリケーンに遭遇。
リチャードは海に投げ出されて瀕死の重傷を負い、
ヨット自体も壊滅的なダメージを受けたため、自力での航行不能に。
無線も当然つながらず、誰かが通ることもないだろう大海原。
 
タミーはなんとか自らを奮い立たせ、生き延びようとするのだが……。
 
オマケだと思われたくないなんて言っていましたけれど、
タミーは凄い女性なんです。船の知識も豊富で、賢くて力もある。
そんな彼女をシェイリーン・ウッドリーが熱演。
41日間漂流して生き延びる。最後列の人のつぶやき、ごもっとも。
 
彼女は今も船に乗りつづけているとのこと。
その映像も観られます。
 
遭難ものも漂流ものも好きだけど、自分がこんな目に遭ったら、
絶対生き延びられるとは思えない。すぐにあきらめちゃいます、たぶん。(--;
そもそもこんな旅には出ん。(^^;

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