『アニマトリックス』

『アニマトリックス』
監督：アンディー・ジョーンズ(１話)，前田真宏(２・３話)，渡辺信一郎(４・８話)，
　　　川尻善昭(５話)，小池健(６話)，森本晃司(７話)，ピーター・チョン(９話)

ジャケットによれば、
“『マトリックス』から『リローデッド』へと繋ぐ物語として
ウォシャウスキー監督が世界のトップ・クリエイターたちと
コラボレートした作品”だそうです。
９話から成るアニメのオムニバス。

第１話、『ファイナル・フライト・オブ・オシリス』。
タイトルにある「オシリス」とは船。
人類最後の都であるザイオンに、
コンピュータ・マシンの襲来を伝える役目を担ったクルー。

第２・３話、『セカンド・ルネッサンス パート１・２』。
マトリックスはなぜ創られたか。
人間に仕えていたはずのコンピュータたちが反旗を翻したのはなぜなのか。
ザイオンに残された記録を読む形で見せてくれる。

第４話、『キッズ・ストーリー』。
いつも悪夢にうなされているキッド。
ある日、学校で彼の携帯に電話が。
電話の主はネオだった。

第５話、『プログラム』。
戦闘プログラムで訓練を受ける女性。
プログラム中、恋愛をとるか、闘いをとるかの選択を迫られる。

第６話、『ワールド・レコード』。
ある陸上選手が世界記録に挑もうとしたとき、
彼の目の前でマトリックスが崩れそうになる。
普通の人間がマトリックスに気づくことはまずないが、
こんな形で仮想世界から飛び出しそうになる彼。

第７話、『ビヨンド』
マトリックスがあらわになる空間が出現。
飼い猫を探すうち、幽霊屋敷と噂されるその場所に辿りついてしまった女性。

第８話、『ディテクティブ・ストーリー』。
トリニティーを探す探偵が主人公。
彼は以前に自分と同様の依頼を受けたはずの探偵に接触を試みるが、
いずれの探偵も自殺したり、精神に異常をきたしたりしていた。

第９話、『マトリキュレーテッド』。
コンピュータ・マシンを生け捕りにした戦士たち。
マシンを奴隷扱いすることも可能だが、そうはしたくない。
自分たちの仲間となるかどうか、マシン自身に選ばせようとする。

『マトリックス』のあとに観ることをお勧め。
こういうふうに観ればいいのかと思うこともあるし、
余計にわからんようになることも。
なんやスッキリせんオチは好きじゃないという人にはお勧めできませんけど。(^^;
『マトリックス』を観てないとまったく意味不明。(^○^)