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Vol.27【 トイレの蓋 】

2013-05-07 17:53:25 | ビジネス
Vol.27【 トイレの蓋 】


「凡事徹底」
誰にでもできることを、徹底して続けること

とても好きな言葉です。
尊敬している鍵山秀三郎さんの言葉であり
同タイトルの著書も、素晴らしい本をつくる致知出版社から出ています。

ダイエットが続かない
英語の勉強が続かない
新しい趣味が続かない
やるぞと決めた○○が続かない
皆さんの周りでも「続かない」経験の話を聞くことがあるかと思います。
新しいことや、あまりやったことがないこと、時間がかかるようなことを始めると
途中で続かなくなる、また新しいことをやろうと思うと
「どうせ、続かないからな~」とネガティブになってしまい、やらない。
このスパイラル、もったいないと思います!

もし、
「続けられる」という自信や成功体験を沢山できれば
次の挑戦への意気込みや結果が変わってくるかもしれません。
今日は、誰にでもできることの徹底した継続 を
私自身の小さな体験としてお送りします。

トイレの蓋を閉める。
ある方から教えて頂いた話の中で
トイレの蓋を閉めることを徹底しているエピソードを聞き、
その日以来(もう3年位経ちます)
真似して実践しています。

便座保温の節電になる、衛生的にいい、風水的に閉めた方がいい、
上の戸棚を開けた時に、物が便器に落ちる事故が減る・・・
閉めたほうがいいメリットは沢山あるようですが、

私は、教えて頂いた方と同じ気持ちで、
使い終わったら元に戻すのがマナー
ということを自分に課しています。

この「誰にでもできる蓋閉め」ですが、
皆さんの周りにあるトイレの蓋、
かなりの数が、開いているのではないでしょうか?
ネット上で調べたら、閉める派と、閉めない派は半々というアンケートもあるようで。

自分に課した小さな修行としてはじめた蓋閉めですが、
最初のうちは、閉めたり、面倒で閉めなかったりで49%位でした。
今では、恐らく99.5%位、閉めてます。
家、会社、外出先、駅、新幹線、飛行機等々 どこでもです。

ここまで変わってきたのは、
閉めるということを毎日意識していると、ある時から、
閉め忘れる自分が恥ずかしくなるような気がしてくるんです。
時間がない時や、面倒だと一瞬でも思う時に、
頭の中で、
「ほら、閉めるの、忘れているよ、私」
と言われているような感じです。
かなり意識して閉めるようになります。
これで79%位。

それから意識しまくりで閉めていると、ある時から、
トイレでの動きの流れの1つとして自然に閉めているようになりました。
殆ど意識していない、最後に手が勝手に閉めている感じです。
で99.5%

残りの0.5%は、殆ど遭遇しないのですが、
触れられないほど汚れている状態だと、
そこを拭き掃除して閉めるまでにはいたってません。
(トイレ掃除を素手で何十年も実践されている鍵山さんに怒られそうですが)

このトイレの蓋閉めを部下に紹介したことがあるのですが、
半年位たって、
「私も蓋が開いていると気になって、気になって」
と言ってきました。79%位まで来てるようです・・・笑
素晴らしい!

毎日、何回も出会うトイレの蓋閉めを徹底して続けられるなら
きっと他のことも続けられる力になると思い行動しています。
そのおかげか分かりませんが、
毎日3分でもいいから、腕立てや腹筋をすることもできるように
なってきたのです。まだまだサボる日が多いですが。
小さな継続、重要です。

トイレの蓋閉め、オススメです。


☆今日のヒント☆
「小さな継続は成長の力なり」

教育者の森信三先生は、躾の三原則として
挨拶、ハイの返事、履物を揃える とおっしゃっています。

誰もが直ぐにはじめられる、誰にでもできることを徹底して続けると
とても清々しい気分になれると思います。