梅田のホテル・モントレ大阪で開かれた、サンケイリビングOB会を途中退席し、淀屋橋近くのサインポスト社に向かう。
同社が手がける予防医学・遺伝子診断についての倫理委員会が開かれることになっているのだ。
ジャーナリスト、女性という、倫理委員会に必要なキャラクターとのことで、この会議に参画させていただき、はや3年になる。
今日の審議野内容のひとつが、各人に備わった健康関連の62種の遺伝子。 「 自分の命と体の未来を、知りたいな 」 と思う。
知って、必要な生活習慣を身に付けたい。
差し当たりは、毎週木曜の太極拳の練成には必ず参加しよう!
とても有効な運動療法だそうだから。
この委員会の委員長は、鎌田武信Dr。 大阪大学医学部の名誉教授、関西労災病院の名誉院長ほか、斯界の要職いろいろの先生なのだ。
遠慮知らずのさくらこと、おそるおそる鎌田Drにお訊ねをした。
「 先生、金つなぎの講演会でご講演いただけませんか? 」
権威のかけらも見せず、優しく洒脱でおおらかなお人柄…。 病友に、きっと【安心・向日情報】を伝えて下さるに違いない…。
「 季刊・金つなぎ 」 21号 ( 10周年記念号 ) の 【 人生観・死生観 】 にも貴重な原稿を寄せてくださったし。
…多分、「 スケジュールが合えば、ね 」 など言って下さると思いきや、 「 ぼく、講演は一切お断りしているの、だって、もう退官している身だもの 」
ほかに、現役の適当なDrがたくさんおられるから…
学会などの司会や進行は、慣れているから引き受けることもあるけれどね…
医学の頂点を極めた人にして、この見識!
さくら、いたく感激したのでありました。
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