8月12日(日) 晴のち小嵐
台風7号の前兆で、夜に入って時折強い風雨が吹きなぐる。
そんな夕方、名張美食倶楽部の世話役さんからお誘いを受けていたので、いそいそと出かける。
美食倶楽部と言っても、いたって庶民的で、「今夜はアオキーズピザのシェアなんですよ」というチョイスが嬉しくて、いそいそと出かけた次第だ。
日ごろあまりピザをいただかないけれど、アオキーズピザは周囲のふちに日本ハムのシャウエッセンを8本置いた上から、ピザ生地を巻いて焼き上げてあり、これが美味しくてイケる。
デザートは、スイカとモンブラン♪
「スイカの本式の食べ方は、このようにスプーンテクで丸くしてから、縁を広げていくのです」、T 氏は真面目におっしゃったけれど、真似をする方はおられなくて、でも、食卓の話題に笑いが弾けた。
名張美食倶楽部の皆さまと、得難い、真夏の夜のものがたり。
阪神ファンの男性おふたりは、隣室のテレビとリビングルームのテレビで高校野球を同時視聴しながら、阪神VSヤクルト戦を応援し、リビングのテレビで、甲子園通算40勝(歴代7位)を挙げられた、阪口慶三監督(79)率いる大垣日大に肩入れしておられる。
阪口監督・・・。
愛知の強豪・東邦高校の監督時代には、練習の厳しさから【鬼の阪口】との異名を持っておられ、その後、大垣日大へと移って以来、チームを春5度、今夏も含めて夏6度の甲子園へ導いた、確たるリーダーシップと気骨が光る。
信条は「全力疾走」、「基本に忠実」。 風姿に相応しくオーソドックスな
高校野球を貫く監督に、女性陣からは、「おじいちゃん監督を勝たせたいね♪」。
高校野球を貫く監督に、女性陣からは、「おじいちゃん監督を勝たせたいね♪」。
大垣日大「3」Vsおかやま山陽「4」、と悔しい負けを喫したものの、延長10回のタイブレークでは三盗で重圧をかけて相手ミスを誘い、いったんは勝ち越した。
ところがその裏、魔物が棲むと言われる甲子園の高校野球、悲しやバッテリーにまさかのミスが出て、サヨナラ負けを喫してしまった。
一方、阪神は1点を追う3回裏、小野寺の適時打などで3点を挙げ、逆転に成功。その後4Vs3となって迎えた7回には、坂本の適時打で1点を奪い、リードを広げた。
「打った!、小野寺、2ランだ」「中野が、打った‼」「坂本、タイムリーヒット! 坂本や」。 打者が適時打を放つたびに紳士が少年に変貌する。
我が家でも、亡夫と長男の阪神戦観戦の折は、かくのごとく賑やかであった。
これで、阪神は10連勝。 好調阪神【ARE】を引き寄せ、明日からも風に乗る。
野球。 プロもアマチュアも、熱くて篤くて、いいね♪
夜の会食を控え、午後4時から昨日お隣に放りっぱなしにしていた大鋏を【救出】し、残りの枝を刈り込み、ゴミ集めをした。
杉の板塀に、日本蔦が蔓枝を伸ばし、夏は生い茂る緑が涼しげで、秋の紅葉は美しくもあるけれど、隣家さんにとっては、ヤモリやトカゲが覗いたりしてうっとうしいでしょう、と気遣ってすべて剥ぎ取った。
夏の青空に、キーウィの実が良く映える。
植物にも人にも優しい、お酢の殺虫剤を噴霧してから、葡萄(スチューベン)の袋かけを急ぐ。
本来は7月中に終えるべき作業なのに、思いは逸れど時間が取れず、今日、慌ただしく20房ほどに袋を掛けた。
放りっぱなしで、「皆さんが待っておられるから、美味しく実ってね♪」と都合の良い声掛けだけで、今日に至った。
一昨年のブログで、200房を超える実りように、親元のヤマムラ氏から「摘房しないと野葡萄になってしまうよ」と注意を受けて泣く泣く摘房し、アグリーダ(摘房の家庭酢=流通酢は、フランス語でビネガー、イタリア語でバルサミコ)に仕立てた記事がある。
昨年、2022年06月30日 22時57分09秒 付けのブログ記事では、もはや楽しんでアグリーダを作っていたようだ。
もっとも今年は、心配しなくても、自然淘汰のせいか、100房ほどの葡萄が適当な間隔で下がっている♪
判ってくれたのね、スチューベン‼
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