さくらの日々是好日

余命半年から生還♪今年21年目の【金つなぎ勝ち抜きRoad】を走り続ける、多重がん患者の病老の日々や患者会活動をご紹介!

♪まるで、出口のないトンネルだね!

2008年01月05日 23時11分50秒 | 病老 Vs 老病介護の日々

                   1月5日(土)

午前9時に、真木一家と松阪に出発。

「まるで出口のないトンネルに迷い込んだよう…」 とは、先般来、姉宅の片付けを手伝ってくれている真木の感想だ。
ったく、いつまで通えば、片付くんだろう? 
片付けても片付けても、モノがある。

今日は、「洋服の部は、これで最後にしましょう!」 との意気込みで、4つの洋服箪笥とウォーキング・クローゼット (それほどのモンでもないですが) の洋服を、片付け、片付け、片付け~っ!!! 

真木が、奥の部屋から洋服をドサッ、ドサッと持参し、ハンガーを抜いて、①不要品と②要洗濯品に仕分けて、あっちゃんと米ちゃんが、コインランドリーに持ち込み、洗濯・乾燥を、一気に済ませてくださった。
大きなゴミ袋に①が10袋、②が5袋!

お二人がコインランドリーで洗濯中に、見回りのおじさんが洗濯ドラムを覗き込み、「この洗濯物は、…劇団の人ですか?」 って、聞いていたそうよ。
だって、赤、黄、ピンク、黒、白、原色の洋服ばかりで、中間色は皆無!
…さもありなん、の姉のワードローブなのですぅ。

昨秋、恭子姉さんの洋服がズラリ並んだ我が家の仏間で、青山文芸社の奥さんに、「広野さん、ブティックを始めはるんですか?」 と聞かれたこともあったっけ。
二人の姉は、いずれも、ほんとうに衣装持ちなのだ。

すべてが、正札付きの新品か、ゴルフソックスに至るまでクリーニング済みか、の恭子ねえさん。 
買うのが趣味! 着るのが趣味! 「あとは、知らない…」 の妙子ねえさん。
結局、片づけを任される、とほほ…な私。

ちょうど、書棚や籐編みの棚を貰いにきてくださった教え子の健くんにも、「あなたのお母さんは、おいくつ? こんな色の似合う方? このデザインなら着てくださる?」 など言いながら、7着を貰っていただく。

あはは~♪
姉の満足そうな笑い声を聞いたような気がした。

傍らで、思い出に浸りつつアルバムを整理中のT氏が、大阪薬大時代の姉の写真をみっけ!
この、大勢の女子大生の中に大正生まれの薬大生姿の姉がいる。
昭和16年9月、と但し書きがあり、それはなんと、私の生まれた年ではないか!

午後5時に、”お開き” となり、帰途、真木一家、米ちゃん、私の6人で 「鈴の湯」 で温浴&夕食を。
松阪は、牛肉がおいしい街ですぅ。


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8 コメント

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ごくろうさまです。 (片田舎のマダム)
2008-01-06 00:29:51
 人一人が亡くなると大変と聞きます。遺された家族は本当にご苦労様ですね、私も早くから主人の着ないジャケットを捨てるべく準備はするのですが、捨てきれずにいます、あなたのご苦労を思うとすこしずつ死に支度を考えます。お疲れ出ませんようにね。でもあなたのご人徳でお手伝い下さる方が居られてうらやましいです、
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Unknown (さくら)
2008-01-06 00:57:05
マダ~ム♪ いつも、ありがとうございます。
どこまで続くぬかるみぞ、の心境ですぅ。

業者さんに頼んで、あっという間に始末をつける、といううテもアリなのですが、家族を持たず親族を煙たがった姉には、教え子さん、お茶のお仲間、踊り、俳句、その他多くの交友があり、なぜか、他人様には愛されたものですから、それらの皆々さまに形見分けを…、と思うと、あとまだ数回は松阪通いか、と観念している次第です。

老いの死に支度!
姉が教えてくれた、これからの私のモットーのひとつです。

マダ~ム♪ いつもほんとうに、ありがとうございます。

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ご苦労様です!大変ですね~ (サクラ♪)
2008-01-06 15:14:06
さくらさんお金持ちはなかなかモノがありすぎて大変ですね。私はうつの時にめぐみがお父さんと部屋の改造を半分以上してくれました。着物も全部(銀座の時代人)みんな死ぬときはゴミばっかりですね。
でわまだでも大変でしょうが頑張ってください!
風邪ひかないでね。私は風邪で寝てます。いつまでも仲良くいてね。
でわ、さようなら。
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♪ことしも、頑張りましょう。 (さくら)
2008-01-08 01:50:16
サクラ♪ちゃん、こんばんは!
5日に松阪に行き、姉の遺品を整理しました。

米ちゃんが来てくださって、あなたのために洋服を選んで下さいました。
よろしければ、貰ってくださいね。
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整理、後始末 (片田舎のマダム)
2008-01-08 22:45:53
 私も娘から大阪に住めば看て上げられるからと勧められました時に、今更引っ越しのつらさはごめんと申しましたら、娘は、業者に頼めばOK!よと申しました。それで目が覚め、ここで頑張ることに決めましたよ。色々考える日々、いやですねぇ。でもあなたの逞しさに、元気を頂けます。冬になると毎年夫婦共々に鬱になります。春の訪れが待たれますね。
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♪弱虫なんですぅ (さくら)
2008-01-08 23:46:03
>業者に頼めばOK!よと…
たしかに、そうなんですね。 ほかの友人にも言われたのですが。

女ひとり、一から作り上げた自分の城と品々を、あっさりゴミにしてしまうのは、かわいそうなのと、何より、姉の品々を欲しい、と言ってくださる方が多いので。

愛憎半ばの我が姉、とは言いつつ、逝かれてみると良いところばかりが思い出されて、複雑な心境ですぅ。
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でも大変ですね (片田舎のマダム)
2008-01-09 22:45:20
 お手伝いできればと心痛みます。

 昨年兄の別れの後、その後再び大村市の土を踏むことなく、いつもなら何処かで途中下車していたものでしたが、・・・・心だけが飛ぶようです。

 子供のない義姉はリュウマチで、30年ほど病みながら生きておりました。介護して貰っている妹や兄まで義姉を置いて逝きました。その後、看てくれる人が病にかかりついに施設に行きました。電話で泣かれた時は、私も辛くて・・・運命とはいえ本当に悲しいことです。兄夫婦は人に施しの一生でしたのに・・・・
最近思うのですが、「情けは人のためならず」も
 「そんなこと関係ない!」と言いそうですね。助けられない私は心の痛む日々でございます。
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★ご冥福をお祈りいたします (さくら)
2008-01-12 01:16:27
兄上さまご夫妻に寄せられるあなたの優しさ、心配り、…なかなか、出来ないことですね.

きっと、喜んで感謝しておられることでしょう。

私、老いて一人暮らしがままならなくなったら、喜んで施設に入らせていただくつもりでおります。
我が姉は、プライドが邪魔をして、他人様のお世話になることが辛いのでした。かわいそうでした。

姉が教えてくれた、老いの処世術です。
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