「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

練習艦隊、神戸入港  ~くらま見学編~

2015年04月12日 | 海上自衛隊
…また、間があいてしまい、申し訳ございません。


入港してから、ずいぶんお待たせしてしまいました…。


塚本幼稚園のみんなが乗艦してしばらくすると、


ようやく、我々も乗艦できました。


わくわく


もちろん、上甲板だけですけど、それでもやっぱりうれしい


まずは、艦首側へ。



このブログでは珍しく、主砲の写真など載せて見ました。



反対側からも(笑)


珍しくこういう写真を載せたかと思うと、無駄に左右両方からの写真(笑)


…なぜって、だって、やっぱり「くらま」と言えばこの背負い式砲塔ですもの


あまり武器系には萌え萌えしない私でも、これには萌え萌えです


うう~~~んやっぱかっこいい~


そして、ここでふと、知人のくらま乗員さんの思い出し、


もし会えそうなら、挨拶くらい…と思って、近くの方に声をかけると、


舷門…つまりスタート地点に戻されまして、


そこにいらした士官さんが、


「○○長ですよね?」


「ええ、そうです」


「こちらからいいですよ」


と言ってくれた方、名札に目をやると「船務長」さんでした。


ん??くらまの船務長さんって…北海道のはなちゃんが、


某俳優さんに似てるって言ってた、あの船務長さん???


と思って改めて見ると…うん、確かに似てるわ(笑)


カッコイイんですよ、この方。


残念ながらあんまりお話できなかったのですが、


カッコイイというか、渋いというか、


私やはなちゃんがイメージする「船務長」のタイプとちょっと違うというか…。


ゆっくりお話したかったなぁ


と思いつつ、案内された方を見ると…


せまっ



写真は、飛行甲板側から撮影したので逆ですが。


…ちょとびっくりしました(笑)


そして、後部甲板に向かうと、格納庫でちょうど知人の○○長さんにお会いしました


格納庫内には、実習幹部たちの教室となるプレハブが建ててありました。


しらゆきにも同じものがありましたね。


これが、かしまだと、研修室みたいな部屋があるんですけどね~。


これから研修があるらしく、ちょっと挨拶させて頂いた後、○○長さんは、


シャッターが下ろされ始めた格納庫の中に消えていかれました。





さて、飛行甲板に来てしまったので、そのまま展示してある


SH-60Kに近づきました。


岸壁からの写真ですが、こちらです。



何って、このブレードが折りたたまれていることろが大好きです


うさぎの耳みたいでカワイイなぁ~と思うのは私だけ?(笑)


以前、いせの格納庫に一機だけヘリがいて、その子のブレードが当然折りたたまれていたので、


「わぁ~、ブレードがたたんであるぅ~初めて見た~カワイイ~


と萌え萌えしていたら、エスコートのイケメン砲術長さんに


「か、かわいいですか???」


と苦笑いされました…。


そんなことを思い出しながら、SHに近づくと、そこにいらしたのは、


とってもイケメンのパイロットさんが


や~ほんっとに、イケメンさんでしたよ


というわけで、ヘリの知識が薄い私は、色々お聞きすることにしました(笑)(←おい)


江田島の卒業式の日に、小松から飛んで来て、そのままいるんだそうでした。


で、まぁ、質問しようにもヘリの知識がなさすぎて、


ヘリそのものに関する質問が


「SH-60KとJの違いは未だによくわかんないんですけど…


という、恐ろしくド素人な質問から始めて見ました(笑)


本当に、わかんないんですよね…(ヘリにそんなに興味ないから…ボソッ)(←ごめんなさい…


でも、


「ブレードを見ると分かりやすいですよ」


と親切に教えてくれました。


そして、「永遠の0」を観て以来、とても気になっていたこの質問をしてみた。


「…やっぱり、護衛艦への着艦ってかなり難しいんですか?」


「私はまだ、隣に乗っているだけで実際にやったことはないのですが、

 やっぱり、かなり難しいです。波で揺れているので、艦が水平になる一瞬を狙って

 今だと着艦しなければならないので」


「えぇぇぇそうなんですか


「そうです。艦上では危険も多いですしね。海上自衛隊では、未だない…いえ、

 これからも決して起こらないですが、

 着艦したヘリのブレードで、アレを切っちゃったこともあるらしいですから」


と、指さした方向を見ると、そこは艦橋…。


「ええええええええ?!そ、そんなことが?!そんなことがあるんですか???」


「らしいです(笑)」


「…ちなみに、固定翼と回転翼って、大きな違いってどんなことですか?」


「あ!この前、固定翼のパイロットをしている同期と久しぶりにあったんですよ」


「P-3Cの方??」


「ですね。そいつが言ったんですが、固定翼は担当が決まっているので、パイロットは操縦しかしないらしいんです」


「艦みたいですね」


「そうですね。我々回転翼は、全部自分たちでやるんですよ」


「えそうなんですか?」


「そうです。だって、我々しか乗っていませんから」


「そりゃそうですね…。しかし、大変ですね…」


「大変ですけど、いろんな仕事をおぼえられるのでありがたいです


おお~ステキなお言葉


いい男が言うとステキ度もUP


…言われてみれば確かにね、と思うことだけど、海上自衛隊の回転翼のパイロットって大変だなぁ…。


つまり、固定翼は艦艇みたいにそれぞれの役割分担が決まっているので、


探索は探索の人がいるわけだけども、


回転翼は、捜索だなんだかんだも含めて全部自分でやるってことなんですね。


別に一人しか乗っていないわけじゃないにしても、それでも大変だよね…。


もうひとつ、気になることを聞いてみた。


「あの~、やっぱり訓練で海上自衛隊の潜水艦と鬼ごっことかするんですか?」


「しますよ」


「どうですか??見つけられるんですか??」


「いや~、無理です(笑)」(あっさり)


「やっぱり、そうなんですか


「ええ。原子力潜水艦は音を出しながら走っていますので、分かりやすいんですけど、

 日本の潜水艦はまず分からないです」


これを聞いた時、潜水艦大好きな私がどれほどうれしかったことか


言っておきますが、日本の対潜水戦における索敵能力は、それはそれは優秀なんですよ。


その優秀な人たちをして、「無理」と言わしめる我が国の潜水艦隊が、


いかに優秀かがお分かり頂けるだろうか?


「ちなみに、それはそうりゅう型に限らず、の話ですか?」


「そうです」


ということなので、決して、スターリングエンジンだから、と言うだけでもないわけでして。


そして、我が国のサブマリナ―達への畏敬の念が一層深まった次第です


あれこれ話していると、そろそろ上陸せねばならない時間になってきました。


「ところで、ワッペン、かっこいいですね


「あ、これですか?最近変わったんです」


とのことで、こちらは撮影させて頂きました。



ね、かっこいいですよね~


と、ここで時間切れ。


お礼を言って、名残惜しい気持ちを抑えつつ、上陸しました。






この日は、一般公開は「しらゆき」でしたので、


艦長さん、副長さんに御挨拶しに行って、上甲板をつるっと一周して、ホテルに戻りました。


練習艦しらゆきは、2回艦内見学をさせていただいたのでね~。


詳しくは、こちらをどうぞ~


この日の夜は、レセプションパーティに行ってきました~。


というわけで、また続く…。






こちらもよろしくお願いいたします

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チャンネルNippon みね姉の見た防人たちの素顔

ブログでは書ききれない、自衛官の素顔について書いています♪


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2 コメント

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ブレードの折り畳み (よこすか)
2015-04-13 08:21:16
SH-60の前のHSS-2では、人がブレードに先に輪が付いた長い竿を引っ掛けて、一枚一枚畳んでいました。今は自動なので楽になりました。
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>よこすかさま (みね姉)
2015-04-13 13:28:56
一枚一枚ですか・・・・。大変ですね。

最近は、陸自のヘリを搭載するようになったので、そうなると徹夜で取り外すらしいので、本当に大変な作業のようです・・・。
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