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「軍需で繁栄」 憲法違反 ― 井上議員 武器三原則見直し批判

2013-11-08 | 危険な安倍政権の軍国主義・国民弾圧許すな

参院外交防衛委

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(写真)質問する井上哲士議員
   =5日、参院外交防衛委

 日本共産党の井上哲士議員は5日の参院外交防衛委員会で、武器輸出三原則見直しに向けた政府の検討について、軍需で栄える国は憲法の下で許されないと批判しました。

 井上氏は、これまでも「三原則」には抜け穴がつくられてきたとして、F35戦闘機の共同開発参加を例外とした官房長官談話で、「国際紛争の助長回避」の理念を「国連憲章の順守」に置き換え、イスラエルへの輸出も可能になったと指摘。外務省自身が「国際法違反」と非難する同国への輸出は「国連憲章の順守」にも該当しないと追及しました。

 岸田文雄外相はイスラエルが2006、08、12年に周辺国へ空爆を繰り返してきたと認める一方、「(同国の)F35で空爆が行われた場合に国連憲章に従っているかどうか判断する」と述べ、空爆容認の姿勢を示しました。

 井上氏は、防衛大綱見直しの中間報告に軍需産業の「国際競争力の強化」が初めて明記されたことを指摘。小野寺五典防衛相は「(記述は)過去の大綱にはない。今年度末までに将来ビジョンを示す戦略を策定する」と述べ、軍需産業育成を推進する考えを示しました。井上氏は、衆参両院の国会決議で内外に宣言し、歴代政府も国会答弁で国是としてきた「三原則」を一内閣の判断で覆すことは許されないと強調しました。


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