北朝鮮は１２日午前１１時５７分、北朝鮮北東部の豊渓里（プンゲリ）で２００６年、０９年に続き３度目の地下核実験を強行しました。
北朝鮮の核実験は、「すべての核兵器及び核計画を放棄し、これ以上の実験の中止」を求めた一連の国連安全保障理事会決議に反し、核計画の放棄を約束した６カ国協議共同声明にも背くものです。
（６カ国協議 北朝鮮の核問題解決のため、日本、米国、中国、韓国、ロシア、北朝鮮の６カ国がおこなっている協議。２００３年８月に北京でスタートしました。）
国連安保理は緊急会合を開きました。国際社会の警告を無視した暴挙として、批判が高まっています。（以上、１３日赤旗より）
北朝鮮は、「自衛的軍事力を拡大・強化する物理的対抗措置を取る」「世界の非核化が実現されるまで朝鮮半島の非核化はあり得ないことが明白になった」などと言っています。
核兵器は、これ以上の攻撃力はないんじゃないかという位に「攻撃兵器」なのに！
どこの国でも、あきらかな攻撃兵器であっても「自衛」「防衛」の名のもとに正当化しようとするのは一緒なんですね。
日本共産党は、北朝鮮の核実験に強い抗議を表明します。
原爆碑前で抗議の座り込みをする広島県原水協、被団協の人たち＝１３日、広島市中区