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IBM また“ロックアウト解雇”

2013-06-05 | 人権・生存権・労働者の権利を守ろう

JMIU 労組が抗議スト

  終業時間間際にいきなり呼び出して解雇を通告し、その場から社員を社外に放り出す非人道的な「ロックアウト解雇」が社会的批判を浴びている日本IBMで、5月下旬、またもや同様の解雇通告が強行されました。全日本金属情報機器労働組合(JMIU)日本IBM支部は、この不当解雇通告に抗議し、3日早朝、ストライキに突入しました。

  解雇通告を受けたのは、JMIU日本IBM支部の2人の女性執行委員ですが、全社的な人数は不明です。

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 現在3人の組合員原告が「解雇無効」を訴えて東京地裁で係争中にもかかわらず、新たな解雇攻撃をしかけてきたものです。同支部の石原隆行本社分会執行委員長は「係争中かつ役員への解雇攻撃は、JMIUへの宣戦布告。断固抗議し、たたかう」とストライキ集会で語りました。

 

 大規模なリストラをすすめる日本IBMでは、「ロックアウト解雇」のほか、相対評価で評価が「低い」とされた社員の賃金を15~10%減給、借り上げ社宅廃止など、労働条件の一方的な不利益変更も強行する構えです。

 

 ストライキは本社(東京・中央区)と豊洲(同・江東区)、幕張(千葉)、大阪の各事業所でいっせいにおこなわれ、組合員100人が参加し、県労連や地域の仲間が支援。中央区箱崎の本社前には、東京地評女性センターやJMIU東京地本の組合員が駆けつけ、「労働組合に加入し、ともにたたかおう」とビラを配布しました。

 

 JMIUの生熊茂実委員長は「人を雇用した以上、経営者には雇用責任がある。働く者を使い捨てにする解雇は許されない」と抗議しました。

 


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