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希望、苦戦予測に危機感=与党は緩み警戒【17衆院選】

2017-10-12 | 嘘とごまかし政治はいずれ崩壊する

    10/12(木) 20:27配信(時事通信社)

 衆院選の序盤情勢について、報道各社は12日、自民、公明の与党が優位に立ち、希望の党が苦戦しているとの傾向を伝えた。与党は緩みを警戒して引き締めに躍起。希望は危機感を抱いており、安倍政権との対決姿勢を強めて巻き返しを図る方針だ。立憲民主党は躍進が伝えられ、公示前勢力からの大幅な上積みを狙う。
 報道各社は世論調査結果を踏まえ、おおむね自公両党が300議席程度をうかがい、希望は公示前の57議席をやや上回る程度と予測。立憲は公示前の15議席から2~3倍増と見込む。ただ、小選挙区では態度未定の有権者が3~5割に上り、情勢はなお流動的だ。 
 自民党は公示前の290議席を大きく下回らないとの予測が出ているが、安倍晋三首相(党総裁)は12日、新潟県新発田市での演説で「最後まで厳しい選挙だ。毎日情勢は変わる」と強調。また、二階俊博幹事長と塩谷立選対委員長は同日、連名で「これまで何度も序盤に過大な予測を報じられ、多くの同志が涙をのんだ」と戒める緊急通達を各候補に送った。
 公明党の山口那津男代表は党本部で記者団に「調査結果は流動的だと考慮しながら引き締めていきたい」と語り、衆院解散時の35議席死守を目指す考えを示した。
 希望関係者は、伸び悩みを報じられた要因として、小池百合子代表(東京都知事)の不出馬や民進党候補の合流をめぐる混乱を挙げる。ある希望の候補は「(民進党出身者を選別した)小池氏の『排除』発言で100議席減った」と不満を漏らした。
 小池氏は12日、都庁で記者団に「まだ序盤だ。これからしっかり戦い抜く」と宣言。この後、川崎市で街頭演説し、「このまま『安倍1強政治』を続けていいのか」と呼び掛けた。希望は、小池氏の主張に沿った訴えを前面に出すよう文書で各候補に指示。今後、森友・加計学園をめぐる疑惑への批判を強めていく考えだ。
 立憲の枝野幸男代表は那覇市での演説で「少し勢いがあると書かれたが、全く裏付けはない」と指摘。福岡市に移動後、記者団に「期待をどう議席につなげるかが問われる」と語った。
 一方、共産党(公示前21議席)は、政権批判票を立憲に奪われる形で伸び悩み気味。志位和夫委員長は札幌市で演説し、「希望が野党共闘に分断をもたらした結果、自公が漁夫の利を一時的に得ているだけだ」と述べ、反転攻勢を誓った。
 日本維新の会は公示前の14議席を維持できるか微妙とみられており、地盤の大阪府を中心にてこ入れを図る。
 ◇主要全国紙の序盤情勢分析
▽朝日 自民堅調 希望伸びず
▽毎日 自公300超うかがう
▽読売 自民単独過半数の勢い
▽日経 与党300議席に迫る勢い


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