南英世の 「くろねこ日記」

高校教師から囲碁教師へ

高校教師から囲碁教師になって2か月。しかし、実力はまだまだである。毎日囲碁の勉強に励むが、奥が深いから遅々として進まぬ。

2014年、関西棋院の7段の免状をもらった。当時の私の実力は5段だったが、ことの成り行きで免状だけ7段になってしまった。しかし、身の丈に合わないものをもらっても人前で披露する勇気はない。その後、6段くらいの実力にはなったものの、7段の免状は冥途の土産と思って長らく封印してきた。

この4月、退職を機に囲碁の勉強を再開した。インストラクター資格を取得し囲碁教師として活動を開始する。教える対象は3歳くらいから90歳代までと幅広い。2面打ち3面打ちすることもある。人に教えてみると自分の欠点がよくわかる。まだまだ7段の器ではない。

75歳までの2年半の間に、何とか7段の実力を身につけたい。7段というのは県代表レベルである。そのレベルの人の多くは院生を経験したプロ崩れである。だから、実力も半端ではない。囲碁には4段と5段の間に大きな壁がある。さらに6段と7段の間にはもっと大きな壁がある。

前回、湯の山温泉の囲碁合宿に参加した時、羽根直樹先生(日本棋院9段)から「まずは、部分を正しく打てるようになりましょう」と言われた。たしかにそのとおりである。囲碁には「形」というものがある。まずは、棋理にあった手を無意識のうちに打てるようになる必要がある。

8月には2回の囲碁合宿と2日間の特別セミナーに参加する。とりあえずはプロの先生に3子で打てるようになりたい。県代表レベルはプロに2子である。道は遠い。

囲碁教師になって交友の輪が広がった。

一期一会

「人との出会い」も「感動する一手」も一期一会である。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日常の風景」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事